小麦は脳や体に悪く危険?グルテンフリーを食べた方が本当に良いのか?

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ここ最近「グルテンフリー」という言葉をテレビや
雑誌などでも聞くようになりましたね。

小麦粉などの穀物に含まれるグルテンを
摂るとどのような悪影響や危険性があるのか。

そして本当にグルテンフリーの食べ物のほうが
体に良いのかを紹介します。

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グルテンフリーとは?

グルテンフリーと言えば
グルテンフリーダイエット」を思い浮かべる人も
多いかもしれません。

ハリウッドセレブがグルテンフリーダイエットを
実践して美しくやせたとして話題の健康法として
注目を集めてるほか

テニスの世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ
選手もグルテンフリーの食事法を実践して

飛躍的に成績が上がったとして書籍を出版して
話題になりました。

その「グルテンフリー」ですが簡単にいうと
食生活でグルテンを摂らないことを指します。

では「グルテン」とは何でしょうか?

グルテンとは小麦などの穀物に多く含まれる
タンパク質の一種で

パンやケーキなどをふわふわふくらませたり
もちもちとした感触を出すのに関係している
成分です。

小麦粉にはグリアジングルテニンという
2種類のタンパク質が含まれていて

水を加えてこねると2つのタンパク質が絡み合い
粘りや弾力性のあるグルテンになります。

つまりグルテンはもともと小麦に含まれている
成分ではなく人工的に作られたタンパク質なのです。

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グルテンを含む食材にはパンやパスタ、うどん
ラーメン、そば(十割そばを除く)などの麺類

ケーキやクッキー、ドーナツ、などの菓子類

お好み焼きやたこ焼き、中華まん、餃子など
小麦粉を使用していると思い浮かべやすい食べ物から

フライや天ぷらの衣やシチュー及びカレーのルー、
しょう油やソース、ドレッシング、ビール、
一部の食品添加物など

一見グルテンは入っていないと思える物にも
入っている可能性があります。

※必ず入っているというわけではありません

このように毎日の食生活において常にグルテンが
存在していると言ってよいでしょう。

そしてこの人工的に作られたグルテンという
タンパク質はもともと地球上には無かったもので

それを現在多くの人が大量に摂取している状況に
あります。

そして最近の研究でこのグルテンが脳や体に
さまざまな悪影響を及ぼすという結果が出ています。

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小麦粉が脳と体に悪いと言われる理由

小麦粉が脳や体に悪いと言われるのは
まずはグルテンが挙げられるのですが

グルテンの何が問題なのでしょうか?

①セリアック病を引き起こす

昔からグルテンが引き金になっている病気に
セリアック病があります。

セリアック病はグルテンにより小腸がダメージを
受けて栄養が吸収できなくなる病気です。

症状は腹痛や下痢、便秘、体重の減少
あるものの、50%の人は明らかな症状がなく

また、過敏性腸症候群などの他の疾患と
診断されることも多いので

セリアック病と気づかない可能性も多いです。

ただし一度セリアック病を診断されると
一生涯にわたりグルテンフリーを続けないと
必要な栄養が吸収できなくなってしまう怖い病気で

セリアック病罹患率はアメリカ・イギリスでは約1%、
日本でも0.7%と言われています。

これは20世紀中頃と比べると4倍~5倍の人が
セリアック病だと診断されているようです。

②グルテン過敏症(不耐症)を引き起こす

セアリック病に見られる特殊抗体がないものの
グルテンに反応をしてしまう人が近年急増しています。

それがグルテン過敏症です。

これはグルテンにより何らかの不調が出る
アレルギー体質であり

グルテンをとることで腸の免疫システムが
グルテンを異物と判断して過剰に反応することで
炎症を起こしてしまいます。

ただグルテン過敏症に関しては自覚症状が
ないケースも多く

慢性的な疲労感下痢、便秘
集中力の低下、肌荒れ、
PMS(月経前症候群)、生理不順、
不妊、アトピー、ぜんそく、鼻炎など

さまざまな症状があるため原因が
グルテンにあるとは思いもしないのです。

③リーキーガット症候群をひきを起こす

リーキーガット症候群とはグルテンなどが原因で
小腸の粘膜に穴が空いて菌・ウィルス・
たんぱく質などの異物が血液中にあふれ出て

次のような症状が出やすくなります。

●食物アレルギー
●統合失調症
●IBS(過敏性腸症候群)
●体臭がきつくなる
●アトピー性皮膚炎
●花粉症
●喘息・偏頭痛
●下痢・便秘・関節炎
●更年期障害・子宮筋腫
●カンジダ膣炎など

※リーキーガット症候群の原因はグルテン以外に
糖質やアルコールの摂り過ぎなどが挙げられます。

アトピーや花粉症などのアレルギーは
近年パンやパスタ、ラーメンなどを
たくさん食べる習慣になってから増えてきています。

それを考えると私の花粉症の原因も
やはりグルテンの摂り過ぎかもしれません。

④脳への悪影響

グルテンは麻薬のような中毒性があります。

「ダイエットをしたくてもパンやパスタがどうしても
やめられない」というのは意志が弱いから
ではありません。

人間の体はアミノ酸の配列で物質を認識していますが
小麦のアミノ酸の配列はモルヒネに似ているため
中毒症状を引き起こします。

つまりハイになったり、イライラしたり幻覚や
妄想まで起こします。

さらに心の安定に欠かせないセロトニンや
GABAが出づらくなったり、

神経を興奮させるノンアドレナリンを過剰に
分泌させてしまいます。

すると
「記憶があいまいなる」
「情緒が不安定になる」
「うつになる」
「興奮しやすくなる」

といった症状を引き起こしてしまいます。

⑤老化や病気の原因の活性酸素を増やす

老化や病気の原因のひとつに活性酸素が
挙げられます。

活性酸素が発生するのはストレス喫煙
アルコールの飲み過ぎ、激しい運動
紫外線などの他にグルテンの摂取も関係があります。

グルテンは持続的に腸の粘膜で炎症を起こし
活性酸素を体内に送り続けるので

そのため老化がすすみやすくなったり
疲れやすくなったりします。

⑥肥満の原因となる

グルテンフリーダイエットが注目されていますが
これはパンやパスタなどを食べないで
カロリーを減らすのが目的のダイエットではありません。

グルテンをとらないだけでカロリーを気にせず
食べてもやせるダイエット法です。

ではなぜグルテンフリーにすると
ダイエットにつながるのでしょうか?

先程グルテンをとるとリーキーガット症候群に
なりやすくなると説明しましたが

これは腸の炎症だけでなく肝臓の炎症ももたらします。

肝臓の炎症は血糖値を下げるホルモンであるインスリンの
効き具合(インスリン抵抗性)が下がって
血糖値が上がりやすくなってしまいます。

するとインスリンが大量に分泌されるようになって
中性脂肪をどんどんため込んで細胞が肥大化
していきます。

それだけでなく先程説明したように
グルテンには麻薬の作用があるので食べれば
食べるほどもっと欲しくなってしまう恐れが
あります。

このようにグルテンフリーをすることで
血糖値が上がりにくくなり、

食欲もコントロールできるので自然に
やせやすい体質になります。

以上のような危険性がグルテンを
過剰摂取することによって引き起こされる
可能性がありますが問題はグルテンだけでは
ありません。

近年小麦はアメリカから最も多く輸入していますが
昔の小麦と違い現在の小麦は収穫量を増やすため

病気や日照り、高温などに耐えるように品種改良
遺伝子組み換えにより作られた小麦が多く

人工的な硝酸塩肥料有害生物防除なしでは
育だちません。

そして日本向けの小麦にはカビが生えないように
防腐剤が大量にかけられている場合が多く

もはやグルテンだけが問題とは言えないのです。


まとめ

小麦粉を含む食べ物は過剰摂取してしまう
傾向にあるので肥満はもちろん

セリアック病やグルテン過敏症、
リーキーガット症候群の方は
グルテンフリーの食生活にする必要がありますが

自覚症状がない場合も多いので体調が悪かったり
疲労が抜けないなどが続いた場合は

グルテンが原因かもしれません。

ただこれらの病気にかかっていない健康な人が
グルテンフリーの食生活を送ることにより

さらに健康になるのかというと
検証を証明する研究発表は全くないのです。

そのため「小麦粉(グルテン)=危険」というのは
必ずしも全ての人に当てはまるわけではありませんし

小麦アレルギーの人もグルテン以外の原因で
なってしまう場合もあります。

ただ現在の輸入されている小麦粉の安全性の問題
中毒性という理由で食べ過ぎには注意しましょう。

またグルテンフリーの食品はなんでも健康に良いのではなく
糖質が多い食べ物もあれば、食品添加物が大量に
使用されていたり、栄養が偏る場合もあるので

「グルテンフリー」=「安全」というのは必ずしも当てはまりません。

バランスよい食事を心掛けてくださいね。

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