統合失調症の原因や症状、対策!体験を通じて大切なことをお伝えします

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統合失調症という病気をご存知でしょうか?

なかなか周囲の方に理解されにくく
家族の方のフォローが大切な病気です。

統合失調症原因症状、対策などを
私が体験したことを通じてお伝えします。

※この記事は実際に統合失調症を経験している方に
書いていただきました。

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統合失調症の症状は?

私は15才の時に病院で統合失調症と診断を受けました。

中学の時にイジメを受けてその頃から誰も何も言ってないのに
悪口が聞こえてきたり、あるはずがないものが見えたり、
被害妄想が酷くなり辛くなって受診したのです。

統合失調症と診断されて最初は何の事かわからなかったのですが
お医者さんの説明によるとおおざっぱに言えば

自分の気持ちや考えがうまくまとめられない病気ということで
ちょっとショックだったのですが昔は精神分裂病と言っていたそうです。

ただ統計では100人に1人がかかる病気で珍しい病気ではないと
聞いて安心しました。

症状についてもうちょっと説明したいと思います。
統合失調症の症状は先程紹介したように

幻覚妄想幻聴などがあります。
このような症状は陽性症状といいます。

幻聴が聞こえるとそれに反応するため
周囲から見ると独り言を言っているように見えたり

一人で笑っているように見えるため、
病気に対する理解がないと不気味に思われて
孤立することが多いです。

ただ本人は妄想だとは思ってないので
私も周りの人がなんで私を見て不気味そうな顔をしているのか
理解ができず悲しかったです。

厄介なのが陰性症状でこれは中々病気とは理解して貰えません。

例えば
●他人の感情が理解しにくい
●自分の感情表現が下手
●話が急に飛躍する
●相手の言っていることの要点がつかめない
などです。

これらの症状は本人の性格の問題と誤解されることも多いです。

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統合失調症の原因は?

原因については明確には解っておらず色々な説がありますが
全て仮説の域をでないようです。

意外だったは遺伝という説もあるようです。
例えば統合失調症の母親の1割が発症しています。

ただ一卵性双生児が二人とも発症する確率は50%に過ぎないため
遺伝だけが原因ではないようです。

またドーパミンの過剰が幻覚の原因であるという
ドーパミン仮説のような脳科学的要因やストレスなどの
環境的要もあるようで、

正直難しい病気なんだと実感しました。

統合失調症の治療法は?

治療法については私は現在、脳内のドーパミンの量を
適切に保つ薬物療法を受けています。

実感としては妄想などの陽性症状は大部落ち着いてきましたが、
陰性症状については不安定です。

統合失調症の原因は恐らく単一的な要因ではなく、
様々な要因が複雑に絡みあった複合的要因だと思います。
ですから確実な治療法はまだ確立されていません。

社会的対策は?

統合失調症の治療には周囲の理解が不可欠です。
ただそれは現代社会では非常に難しいと思います。

精神病は現代病と良く言われます。
それは現代がストレス社会だからでしょう。

人々がストレスを抱えて生きている状態では
自分のことに精一杯で周囲に気を配る余裕がなくなるからです。

私は経済には詳しくないため良くわかりませんが
例えば労働時間の短縮などを実行するだけでも
大分状況は変わって来ると思っています。

本来は精神科医やソーシャルワーカーなどが患者の就労に向けて
様々な援助をすべきなのですが

基本的には生活保護や障害年金を斡旋するだけで
就労機能として動いていません。

政府は精神障害者の一定の雇用義務を企業にあたえましたが、
企業側や周囲の理解がなければ長続きしないでしょう。

日本では統合失調症の患者は80万人とされています。
患者の自殺率は健常者の2倍にも及び早期の対策が欠かせません。

統合失調症は不治の病ではありません。
適切な対応策をとれば多くの場合が回復していきます。

ただ慢性化しやすいので社会復帰に到っても軽い症状とは
長期に渡って付き合って行く場合が多いです。

統合失調症の患者さんと過ごしているご家族の方へ

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これを読んで下さった皆さんに
さて最後に言っておきたいことがあります。

引きこもりなどに統合失調症の患者が多いことから
病気の原因は親の育て方にあるという説がありますが。
これは医学的に明確に否定されています。

むしろ私のせいで病気になったと自分を責めて
親まで病気になる例が多いのです。

また病気を治してあげようとして懸命に尽くす親御さんも
いらっしゃるのですが自分を追い詰めてはいけません。

さんざん周囲の理解が必要だと言ってきましたが、
周囲のかたにはそれぞれの人生があります。

まずは自分を大切にしてそのうえで患者さんへも接してください。
そして患者さんご自身も苦しいのは解ります。

しかし周りもどう接していいかわからず苦しんでいるのです。
心の隅にでもいいのでそれを覚えていて下さい。

結局は健常者、患者さん関わりなくお互いがお互いを
自分に余裕がでる範囲で思いやれる、

そんな当たり前のことが良い社会を作っていくと信じています。

まとめ

①統合失調症は珍しい病気ではない
②治療には周囲の理解が不可欠
③ご家族の方は自分を責めず、また自分の人生も大切に

 

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