統合失調症の陽性と陰性症状の違いや薬について!発症は同時または別々?

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統合失調症症状には陽性と陰性がありますが
その違いや薬は何を使用するのか

また陽性と陰性の両方の症状が出るのかなどに
ついて説明します。

※この記事は実際に統合失調症を経験している方に
書いていただきました。

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統合失調症の陽性症状とは?

陽性症状は主に

●幻覚
●幻聴
●妄想
を指します。
私は学生のときに統合失調症になりましたが、

誰も何も言ってないのに悪口が聞こえたり、
全ての人が私を嫌っているという妄想に苦しみました。

症状が酷くなると「自分は世界を支配する権力者である
というような誇大妄想を持ちます。

また会話が支離滅裂になったり相手の言っていることが
理解できず会話が成り立たなくなったり、
興奮して大声を発することもあります。

これらの症状はドーパミンが過剰に分泌しているの
原因とされるのでドーパミンの量をコントロールする
向精神薬が用いられています。

統合失調症の陰性症状とは?

陰性症状がとは主に

●意欲の低下
●コミュニケーション能力の低下
●感情表現が乏しくなるなどの症状があり、

また、人と接することを拒否する傾向もあります。

これらの症状はドーパミンをコントロールする
向精神薬は効果的ではないというのが私の実感です。

そのため陰性症状には抗うつ薬や、カウンセリング
デイケアや行動療法などが有効だと思われます。

抗うつ薬は不安感を軽減する効力があるセロトニンの量を
コントロールするSSRIが使われることが多いです。

また陰性症状だけを見るとうつ病と勘違いしてしまうことも
多く、抗うつ薬だけが処方され、陽性症状が治らないという
問題があります。

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陽性と陰性両方の症状がでる?

基本的には陽性症状陰性症状がそれぞれ2つ以上現れ、
コミュニケーションなどの社会的機能の低下が6ヶ月以上
継続的に続くと初めて統合失調症と診断されます。

陰性症状だけですとうつ病適応障害などの病気が疑われ、
陽性症状だけですと躁うつ病躁状態の可能性があります。

躁うつ病陽性症状陰性症状があるため、非常に判断が
難しいのですが、躁のときには社会的能力はそれほど
落ちません。

そのため陽性症状がでたらすぐに統合失調症と判断される
わけではありません。

基本的には統合失調症は陽性症状と
陰性症状が交互に現れますが、例えば陽性症状のみでも
統合失調症と診断されることもあります。

ただ統合失調症の判断基準はWHO のものであり
それを支持していない医者もいらっしゃいます。

また、陽性症状に陥っている患者さんは
自分が病気とは認めないことが多いので

病院へ連れていくのは陰性症状が起きたとき
が良いと思います。

統合失調症の治療薬

先に述べたように統合失調症の薬には
陽性症状を抑えることが目的のドーパミンを抑える薬
コントミン、セレネースなど)と

陰性症状を抑えるためにドーパミン同時に
セロトニンのコントロールも行う薬
エビリファイ、
リスパダールなど)があります。

ただ私はエビリファイを服用していますが、
陰性症状が治ったわけではありません。

ちなみに最近はエビリファイ、リスパダールなどの薬が
副作用が少ないため処方されことが多いです。

ただ現在コントミン、リスパダールなどの薬を服用していて
特に問題がなければ無理に変える必要はないです。

統合失調症の患者さんのご家族の方へ

健常者のかたでも嬉しいときはテンションが上がるでしょう。
このとき脳内ではドーパミンが放出されています。

悲しいことがあったときは気分が落ちます。
このとき脳内のセロトニンは不足しています。

統合失調症のかたはこの脳内の働きが
過剰になっているとお考え下さい。

陽性症状と陰性症状は別人格のように見えるため
周囲のかたは振り回されてしまう傾向が強いようです。

難しいかもしれませんが周囲のかたは
まず自分の人生を大切にして常に安定した態度で
臨んで下さい。

周囲の人が振り回されてしまうのは両者にとって
不幸なことです。

周りが安定していれば患者さんも安心して
治療に専念できます。

まとめ

統合失調症では陽性症状陰性症状が交互に現れる。
躁うつ病との違いは継続的な適応障害がおきるところ。

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