統合失調症とアスペルガー障害の違い!併発することはあるのか?

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統合失調症陰性症状アスペルガー障害の症状と
良く似ているため

この2つの病気は誤診の対象になりやすいのです。

そこで今回は統合失調症とアスペルガー障害の違いを
分かりやすく説明します。

※この記事は実際に統合失調症を経験している方に
書いていただきました。実際にアスペルガー障害に
間違われたことがあるそうです。

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統合失調症の症状は?

統合失調症は精神疾患の一つで
幻聴幻覚妄想などを伴う陽性症状

意欲コミュニケーション能力の低下
感情表現が乏しいなどの陰性症状があります。

統合失調症後天性の病気であるため
誰でも発症する可能性があり、

遺伝が原因という説も強いのですが大人になってから
発症する人もいれば、発症しない人もいます。

アスペルガー障害の症状は?

アスペルガー障害は広汎性発達障害の一種で、
知的障害を伴わない自閉症とされます。

これは先天的な障害です。
ですからアスペルガーでない人が大人になってから
突然発症することはありません。

症状は統合失調症の陰性症状とほぼ同じです。

ただ中庸の考えを持つのが得意ではないため、
極端な思考に陥ったり

誇大妄想のような統合失調症の陽性症状と似ている
症状を示すことがあり、これが診断を難しくしています。

ただ好きなことに対する集中力が強いため
有名人のなかにもアスペルガーを公言している方も
沢山いらっしゃいます。

例えばスティーブン・スピルバーグスーザン・ボイル
などです。

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統合失調症とアスペルガーを同時に発症することは?

統合失調症は後天性の病気であるためアスペルガー障害の方が
併発する可能性はあります。

ただ統合失調症のかたがアスペルガー障害に
突然かかるということはありません。

ただ気づかなかったアスペルガーに大人に成ってから
気付くことはあります。

アスペルガーは存在しない?

コミュニケーション能力に難があったりするだけの
アスペルガーを障害とみなすことには以前から批判があり、

そもそも治療の対象にするべきではないという議論は
昔からなされてきています。

そのため2013年5月アメリカ精神医学会
アスペルガー障害の診断名の削除を発表しました。

現在では自閉症の深刻度で診断しており、
アスペルガーという診断名を用いている専門家はほとんどいません。

統合失調症とアスペルガー患者の共通の問題

ある調査ではアスペルガー障害の方の80%
フルタイムの仕事に就いていません。

これは統合失調症も同じような数値を示しています。

ただ障害者枠で就業している割合は統合失調症のほうが多いです。

 

理由としてはアスペルガーは、精神障害者手帳
交付されにくい現状があります。

アスペルガーが障害者自立支援法の範疇に入るのが
決まったのは2010年代になってからなので
法律が現状に追い付いていないのです。

また発行基準が一元化されてないため、
地方自治体の裁量に委ねられており、
住む地域によっては交付されないこともあります。

統合失調症もアスペルガーも見た目にはわからないので
周囲からは、変な人、個性的な人とみられるだけで
病人として扱ってくれません。

これが苦しみのもとで学生の頃にはいじめの対象に
なりやすいのです。

もちろんカミングアウトすれば楽になるかもしれませんが
精神障害者に対する偏見の強い現状ではリスクが高いでしょう。

ただ統合失調症の方もアスペルガーの方も
就業意欲の強い方は多いため、対策が求められます。

難しいのは対処法がそれぞれ異なり、これをやれば上手くいく
という手段がないことです。

理想的には患者1人1人にケアマネージャーがついて
個別に対処すべきなのだが、人材不足の現状では
とても難しいです。

まとめ

●統合失調症は後天性、アスペルガーは先天性
●統合失調症の方がアスペルガーを発症することはないが逆はあり得る
●医学的には現在ではアスペルガーという診断名は使用されていない
●統合失調症、アスペルガーともに国の対応策は充分とはいえない

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