うつ病と双極性障害(躁うつ病)の違い!注意点や問題点について紹介します

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うつ病双極性障害(躁うつ病)は症状がかぶる所があり
誤診されやすいのですが異なる病気です。

今回は違いについて分かりやく説明します。

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うつ病とは

うつ病は基本的にはセロトニンの不足が原因の病気で

●気分が落ち込む
●やる気がなくなる
●物事への興味がなくなる
などの抑うつ症状が表れ、

治療薬はセロトニンの不足を補うSSRI が主流です。

SSRI には代表的な薬として

●パキシル
●デプロメール
ルボックスなどがあります。

これらの薬は以前まで使用されていた薬より
副作用が少ないのですが、やはり眠気などは
起きるようです。

双極性障害(躁うつ病)とは

双極性障害は抑うつ症状と躁状態が繰り返して起こる病気で
●躁状態がある双極Ⅰ型
●軽躁状態がある双極Ⅱ型に分けられます。

躁状態というのはハイテンションな状態
と言えば分かりやすいでしょうか。

また、感情の起伏も激しくなり怒りやすくなったりします。

その他自分が偉くなったような感覚にとらわれたり、
おしゃべりになったり、落ち着いていられなくなるなどの
症状が表れます。

これらの症状が一週間以上続き
日常生活に支障をきたせば躁状態

4日以上続き、日常生活に
支障をきたすほどではない場合を軽躁状態
言います。

双極性障害の原因は完全に解明されては
いませそんが、

3分の2の方がうつ病から発症していると
考えられています。

つまり始めにうつ病を発して、その後に双極性障害
生じるということですね。

使用する薬としては基本的には躁状態を安定させるために、
リーマスといった気分安定薬やデパケンなどの抗てんかん薬、

ドーパミンの分泌を安定させるエビリファイ
リスパダールなどの抗精神薬など
症状に合わせて様々な薬が使用されます。

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双極性障害の問題点と間違いやすい理由は?

双極性障害は非常に自殺のリスクが高い病気です。
特に躁状態から抑うつ状態になったときの反動が大きく、

海外の調査では双極性障害の19.4%が自殺で亡くなって
います。

また躁状態のときには本人は意識が無いため、
トラブルを起こしやすく仕事を失ったり、

ギャンブルに手を出して離婚に至ったり、
人生にとって大きなダメージを受けます。

軽躁状態では本人は多少調子がいいという感覚で
周りも気が付かないのでアルコール依存症
摂食障害を起こしやすいなどの問題があります。

うつ病を経験する人は、
日本では100人に5人前後、
欧米では100人に10人前後と言われています。

これに対して双極性障害を経験する人は、
100人に1人程度とされています。

※最近では100人に2~4人程度という報告もあります

うつ病よりは少ないですが
双極性障害も決して珍しい病気ではありません。

うつ病と誤診しやすいと先ほど言いましたが、
患者さんも自分はうつ病だと思い受診される方が多いです。

ある調査ではうつ病で受診された方の16%
実は双極性障害でした。

うつ病で治療をするとアモキサントリプタノールなどの
三環系抗うつ薬という古いタイプの抗うつ薬を処方されることが
ありますが

これらの薬の中には症状を悪化させる場合もあり
注意が必要になります。

双極性障害(躁うつ病)の患者さんへ

双極性障害は本人は中々認めたがらない病気なのですが
放っておくと大変なことになります。

周囲から最近様子がおかしいと指摘を受けたり、
自分で最近テンションがおかしいと感じたら受診してみましょう。

またうつ状態が治ったら自分で薬の服用を止めるのも危険です。

双極性障害の治療には医師との信頼関係が不可欠で
適切な治療を受ければ治る病気なので
根気強く治療していきましょう。

休職中の方は復帰する時期には注意が必要になります。
治った直後は再発する可能性もあるため、

医師と相談して慎重に決めていきましょう。

 

双極性障害の患者さんがいるご家族の方へ

双極性障害の患者さんはトラブルを起こしやすいです。
大切なのは本人の意思ではなく、病気が原因と認識することです。

躁状態になると患者さんは孤立化しやすいです。

しかし周囲の適切な支援がなければ治療は難しいのです。

大変だとは思いますが、躁状態の時もうつ状態の時も
変わらない対応をすることが大切です。

まとめ

双極性障害躁状態抑うつ状態を繰り返す病気
●躁状態が生じるⅠ型と軽躁状態が生じるⅡ型がある
●双極性障害は自殺リスクが高い
●治療には周囲の適切な支援が必要

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