統合失調症とパニック障害の違いや注意点を紹介します

意外と混同しがちな統合失調症
パニック障害について

どのような違いがあるのか、また
どんなことに注意をしなくてなならないのか
紹介します。

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統合失調症とは

統合失調症は抑うつ症状などの陰性症状
妄想幻覚、幻聴などが生じる陽性症状
交互に繰り返される精神障害です。

原因は脳内のドーパミンのバランスが
崩れているためで、

 

放出過多の時は陽性症状
量が足りないときには陰性症状が起きると
言われています。

このため治療にはエビリファイリスパダールなどの
抗精神薬が用いられますが

これらの薬は脳内のドーパミンが少ないときには増やし、
多いときには減らすなどドーパミンの量を調整する
役割を持っています。

多くは10代後半から30代にかけて発症し、
完治するまでには長い時間を要します。

女性より男性のほうがかかりやすい病気です。
また、自殺率が高い病気のため
早期の治療が求められます。

パニック障害とは

パニック障害とは電車の中などの閉じ込められた空間や、
広場などの人が沢山いる所で1か月以上パニック発作を
繰り返す精神障害です。

パニック発作自体は健常者も経験しますが
通常は場数を踏めば馴れるものです。

しかしパニック障害は発作が繰り返されるため
当人は外出することなどに恐怖を覚えるようになり、
引きこもってしまうなどの問題があります。

原因は興奮をもたらすノルアドレナリン
安心をもたらすセロトニンの脳内のバランスが
崩れているためで、

治療には脳内のセロトニンの量を増やすSSRI
セロトニンとノルアドレナリンの量を調整するSNRIが、
用いられます。

治療には2~3年を要しますが不治の病ではありません。

パニック障害
パニック発作
予期不安
広場恐怖

これらの3つの要素が相互に連動して
病を構成しています。

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統合失調症とパニック障害の違いや注意点は?

統合失調症パニック障害は両者ともに
精神障害の一種です。

 

脳内物質の観点からみれば、
統合失調症ドーパミンのバランスの崩れ

パニック障害ノルアドレナリンセロトニン
バランスが崩れているという違いがあり
使用する薬も違ってきます。

統合失調症の患者さんのなかには
視線恐怖を併発していて、

外出することに不安を覚える方もいますが
発作が起きるわけではありません。

また、パニック障害の患者さんが陰性症状を
見せることはありますが、陽性症状はみせません。

予期不安や広場恐怖は妄想といえますが、
一度経験したことが、また起こるかもしれないという
根拠のある妄想です。

統合失調症の陽性症状は自分が世界の中心であるとか、

誰もなにも言っていないのに
(今まで言われたことがないのに)誰かが悪口を
言っているなどの根拠のない妄想です。

両者の共通点はうつ病や睡眠障害を
併発しやすいので注意しなくてはなりません。

また、抗不安薬を服用されている患者さんも
多いです。

統合失調症の場合は陽性症状と陰性障害を
繰り返すため周囲は振り回されますが、
病気と理解しやすいと言うことができます。

パニック障害は発作が起きていないときは、
健常者と変わらないため、

周囲の理解を得られず怠けているとか
心が弱いからだといった誤解を受けやすいです。

これは統合失調症に比べるとパニック障害は
精神医学的には歴史の浅い病気で、

まだ世間の理解が得られていないことが
原因とされます。

そのためパニック障害に対する国の支援は
まだ充分とは言えません。
(統合失調症も充分ではありませんが)

両者に共通していえることは完治には
周囲の支援や理解が必然であるという点です。

病気のことをきちんと理解したうえで
適切な支援をする事が大切ですね。

まとめ

●統合失調症はドーパミンのバランスの崩れ
●パニック障害はノルアドレナリンとセロトニンの崩れ
●どちらもうつ病、睡眠障害を併発しやすい
●統合失調症には陽性症状があるが、パニック障害にはない
●どちらも周囲の支援が不可欠

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