貧血の病院での治療法!薬や注射の副作用の心配や入院の可能性は?

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貧血の症状で多いのが「めまい」や「立ちくらみ
ですが、少し安静にすれば治ることが
多いのであまり真剣に考えない方が多いようです。

ただその貧血は単なる鉄分不足ではなく病気の可能性もあります。

また重い貧血の人でも「貧血で病院に行っても
いいの?」と思いなかなか行けないことも
多いのではないでしょう?

貧血は病気なので、貧血が続いたり症状が重い場合は
病院で診察を受けるようにしてください。

病院ではどのような治療をするのか?
また症状がそれほど重くない方の対策や

再び貧血にならないための予防や対策について
お伝えします。

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貧血と診断される血液検査のヘモグロビン値!

自分が貧血かどうかは血液中のヘモグロビン濃度
値でわあります。

貧血と診断されるのは
血液1dl中に
男性      13g以下
女性      12g以下
高齢者     11g以下
です。

また、ヘモグロビン10g/dl以下になると、
重度の貧血と診断されて、息切れめまい、立ちくらみが出てきます。

そして貧血といってもいくつか種類があり

●鉄欠乏性貧血(鉄分不足の貧血)
●再生不良性貧血
●溶血性貧血
●悪性貧血
●出血原因貧血(ケガや生理による貧血)
などが挙げられます。

まずは自分がどんな種類の貧血なのかを
理解することが大切です。

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病院での治療法!貧血で使用する薬は?

貧血で一番多いのは鉄欠乏性貧血ですが、
この場合、まずは原因となっている月経過多などを
治療することが重要です。

貧血の症状自体を治すためには、1日に1~2回、
鉄剤が処方されます。

鉄剤を飲み始めてから約3~4週間ヘモグロビン
増加しますが、

これで貧血が改善したと思って止めてはいけません。

体全体の鉄不足を改善するには2~3ヶ月程度の
服用が必要となります。

しっかりと飲み続けることで完治へと近づきます。

 

鉄剤の内服をスタートしてからは、定期的に通院しながら
血液検査をしていきます。

目標は貯蔵鉄(フェリチンが十分な数値になることです。
ただし、実際にはフェリチンが十分な数値になった後も
数ヶ月は鉄剤の内服が必要となります。
また、過多月経のある女性は、閉経まで飲み続けなければならないこともあります。

治療の大まかな流れは以下のとおりです。
1~2週間:網赤血球が増える
3~4週間:ヘモグロビンが増える
2~4ヶ月:ヘモグロビンが正常化する
6ヶ月:フェリチンが正常化する

このように症状が軽くなるのは3~4週間ですが
完治となると半年近くかかることが多いです。

貧血の薬の副作用について

しかし鉄剤内服時には、副作用が起こりやすいと言われています。

鉄剤による副作用

● 便が黒くなる(鉄分によるものなので心配なし)
●ものを噛み潰すと金属の味がする
● 消化器症状が起こる(吐き気・便秘・下痢・嘔吐・胸焼けなど)

などが挙げられます。

消化器症状の副作用が起きる方は、胃薬整腸剤
一緒に処方してもらいましょう!

症状が緩和される場合があります。

また、空腹時睡眠前の服用が吸収率が高いと言われ
推奨されていますが、

食後に服用するなど工夫してみるのも良いでしょう。

鉄剤にはいろいろな種類がありますので、
医師と相談して自分に合う鉄剤を探してください。

最近では鉄の含有量が少ない鉄剤もあるようなので、
副作用を軽く出来る可能性があります。

 

もっとも大切なことは、継続することです!
副作用などで辛い場合は、我慢せず医師に率直に話し、
続けられる治療法を探してくださいね。

貧血の特例の治療(注射の鉄剤)

注射の鉄剤を用いるのは、急いで鉄を
補充しなければいけない場合と、

患者さんの副作用が強く、経口の鉄剤が
どうしても飲めない場合の2パターンです。

ただし、これらはどうしても経口投与できない場合のみに
用いられる治療法であり、

基本的に注射の鉄剤はあまり用いられません。この理由は「鉄過剰」の問題があるからです。

注射の鉄剤で「鉄過剰」を起こすと肝臓や心臓に鉄がたまってしまい
肝硬変や心筋症を起こす可能性があります。

また、アレルギー反応を起こしてショック死した事例も報告されています。

薬(鉄剤)の飲み合わせについて

食事中であっても、お茶と一緒に飲んでも、貧血の改善には問題ないと
報告されています。

妊娠中・授乳中の鉄剤の服用

内服の鉄剤であれば問題なく飲み続けることができます。
産婦人科のお医者さんは鉄不足の妊婦さんを
数多く見ているので、

妊娠中の方は内科ではなく産婦人科で貧血の
診察をしてもらいましょう。

サプリメントは貧血に効果がある?

サプリメントでも効果は見られます。
ただサプリメントでも良いものとそうでないものが
はっきりしています。

また、サプリメントの鉄の含有量は処方薬と比較すると少なくなり、
治療に時間がかかります。

治療が必要なほどひどい状況であれば鉄剤の方が望ましいですが、
副作用が強い方は、医師と相談の上、
上手く取り入れてみるのも良いでしょう。

詳しくは貧血を改善する食べ物や飲み物、サプリメントは?鉄分以外にビタミンや葉酸も摂取が必要!
をご覧ください。

貧血で入院することはある?

症状次第ですが、具体的には著しい貧血で心不全
起こしているときは入院が必要な場合もあります。

ただし慢性的なものであると、低くてもほとんど症状が
ないことがあるので、

ヘモグロビンの数値だけでは言えません。

例えば、ヘモグロビン値が 3以下であるならば
経過観察となる場合もありますが、

ぐったりとしており、なおかつ心不全を起こしているようなときには
緊急入院してもらい、安静を保ちながら治療をしていきます。

このように貧血の治療には、長い時間がかかるため、
貧血にならないことが大切です。

貧血の予防や対策

このように病院で治療することにならないために
貧血にかなりやすい女性や子どもは

日頃からの食生活がとても重要となってきます。
鉄は、身体の中でリサイクルされる仕組みがあるほど、
身体に吸収されにくい栄養素のひとつと言えます。

 

鉄分の多く含む食材に関しては

レバー、魚、大豆、ひじき、あさり、納豆などに
多く含まれていますが

植物の鉄非ヘム鉄)は吸収されにくく、
赤みの肉や魚といいた動物性の鉄ヘム鉄)は
吸収しやすいものの、摂り過ぎると

栄養バランスが崩れやすくなるので
注意が必要です。

またビタミンCと一緒に摂ると鉄の吸収がアップするので
肉や野菜などにレモンをかけて食べるのもおすすめです。

勘違いしてはいけないポイントは
鉄が少なければ、鉄を沢山とればいい ⇒ レバーを毎日山盛り食べればよいんだ
これは、一番NGな考え方です。

意外にもバランスの取れた食事が貧血改善への一番の近道となります。

食事は1日3食規則正しく食べ、偏食・減食・欠食はやめましょう
主食・主菜・副菜などを組み合わせ、
栄養素をバランスよくとるようにしてください。

そして食事の時はよく噛んで食べましょう
唾液や胃酸の分泌量が増え、鉄の吸収をUPさせます。

またおすすめなのが鉄瓶や鉄鍋など鉄製の容器を使用して
調理することです。

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鉄の容器を使用することで鉄がお茶や
食べ物に溶けるので吸収することができます。

溶けた鉄って安全なの?」と思うかもしれませんが

鉄器から溶けた鉄の大部分は「二価鉄」といって
腸で吸収されやすい鉄で安全です。

NHKの「ためしてガッテン」の以前の放送で
みそ汁やビーフシチュウ・お茶を鉄鍋で作った場合、

料理に含まれる鉄分は鉄鍋を使わない場合に比べて
1.5倍にプラスされて、

その鉄分は吸収されやすく生のほうれん草に換算して
178g分と紹介していました。

なので鉄瓶鉄鍋だけでなく、鉄製のフライパンもおすすめです。

ただしテフロン加工されていない昔ながらの黒いフライパンでないと
意味がありません。

最近は子どもの貧血も多いようなので
レバーを食べるのが苦手だったり、

サプリメントを飲ませるのは心配という場合は
鉄製の容器で調理して鉄分を摂らせましょう。

そして食べ物だけでなく、睡眠不足は鉄分不足につながります。
忙しくて難しい人も多いと思いますが
睡眠時間をできるだけ確保してくださいね。

まとめ

貧血の症状が重い、またはなかなか治らないという人は
病院に行って治療を受けましょう。

貧血の原因が何かをつかんで、病気に合わせた
治療が必要となります。

症状が軽い場合はサプリメントで鉄分を補ったり、
鉄分が多い食べ物や鉄分の吸収する働きがある
ビタミンCを摂ることがおすすめです。

ただ食べ物ではなかなか吸収しにくいので
鉄製の容器で料理をすることで鉄分を摂ることも可能です。

貧血は治りにくい病気ですが
症状が悪化すると生活するのもままならないので
すぐに治療や対策ととりましょう。

 

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