血液ドロドロは血液検査や健康診断の数値でわかる?考えられる病気や症状は?

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テレビや雑記などで血液ドロドロ血液サラサラ
いう表現を聞いたことがあると思いますが

自分の血液がドロドロってどういう状態のことを
指すのかおわかりでしょうか?

また血液ドロドロというのは血液検査や健康診断の
数値でわかるのか?

そしてドロドロの状態のままだと、どのような症状や
病気にかかりやすくなるのかを紹介します。

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血液ドロドロとは?その原因と特徴

血液ドロドロというとドロっとした血が流れている
イメージですが、そうではなく

赤血球や白血球などが増えたり、粘着性をもつことで
血管の中を血液が通りにくくなることです。

血液が流れにくくなる(ドロドロ状態)となる理由は

①赤血球が増える(熱中症などの脱水症状による)

②白血球がくっつきやすくなる
●風邪などにより白血球が細菌やウイルスを探すため
粘着性が高まる

●アルコールやたばこの吸い過ぎにより白血球の粘着性が高まる

③血小板が固まりやすくなる(食習慣や生活習慣による)

④赤血球が硬くなる(糖尿病の進行による)

などが挙げられます。

④は既に血液ドロドロでさらに悪化した場合なる
危険な状態ではありますが

こうなる前に一番気をつけたいのが

③の血小板が固まることにより
血液が流れにくくなってしまうことです。

これはコレステロール値中性脂肪値の高い
メタボの人に多いと言われていて

血小板が固まりやすくなることで
多くの病気を引き起こしてしまいます。

ただ自分の血液の状態は自分では調べることが
できないので

サラサラかドロドロなのかは血液検査で
確認することができます。

血液検査や健康診断の数値はどこを見る?

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検査結果が出たら下記の項目の数値をチェックして
自分が血液ドロドロなのかを確認しましょう。

血圧

基準値

収縮期血圧 (上の血圧)120mmHg
拡張期血圧(下の血圧)80mmHg

血液がドロドロで流れにくくなると高い圧力が
必要になるので当然血圧は高くなります。

ちなみに高血圧の診断基準は
収縮期血圧:140mmHg以上 拡張期血圧:90mmHg以上となります。

赤血球数

基準値
男性400万~540万/μl
女性380万~490万/μl

赤血球数とは血液1μLあたりに含まれる赤血球の数を表していて

基準値より少ないと「貧血」、基準値を上回ると「多血症」と判断されます。

貧血も問題ですが、多血症になると赤血球の数が
増えすぎると変形しにくくなったり集まりやすくなるので

毛細血管を通りにくくなり血液ドロドロの状態になってしまいます。

白血球数

基準値:4500~1万/μl

白血球の数は普段は少ないのですが体内に細菌や
ウイルスなどの異物が混入して白血球が
活性化すると数が増えてしまって粘着性をもち

白血球どうしがくっつきやすくなったり、
血管壁にもつきやすくなって血液の流れが悪くなり
血液がドロドロになってしまいます。

ヘモグロビン

基準値:男性:13~17g/dl 女性:11~15g/dl

ヘモグロビンとは赤血球に含まれるタンパク質で
酸素と結びついて全身に酸素を運び、
二酸化炭素を排出する重要な働きをします。

モグロビン赤血球重量の約30%も占める重要な成分です。

ヘモグロビン値が基準値より低い場合は、
鉄欠乏症貧血」と診断され、貧血対策をとならなければなりません。

一方でヘモグロビン値が基準値より高いと
赤血球数が多く「多血症」の可能性があり
血液がドロドロになっていると考えられます。

血小板数

基準値:13万~40万/μl

血小板は血球の中では最も小さい成分で、
ケガなどで体が傷ついて血液が流れ出たときなどに
血液を凝固させて出血を止める役割を担っています。

基準値より少ない出血しやすいという問題があり
多すぎる血小板が粘着性をもち血液がドロドロ
なってしまいます。

血中コレステロール値

基準値

総コレステロール値 140~219mg/dl

HDLコレステロール値
男性:40~70mg/dl 
女性:45~75mg/dl

コレステロールは細胞膜やホルモンなどの原料になるので
必ずしも悪いというものではありません。

HDLコレステロール善玉コレステロールとも言われますが
この数値が基準値よりも低かったり

総コレステロール値が高い場合は血液がドロドロの可能性が
あります。

血中中性脂肪値

基準値:30~150mg/dl

中性脂肪は脂質の一種で体のエネルギーとして
使われる成分ですが

食べ過ぎや運動不足などでエネルギーが
消費されないと

体内にどんどん蓄積されて肥満
高中性脂肪血症になる可能性が高くなります。

血中中性脂肪が多くなるとHDL(善玉)コレステロール
減ってしまい、逆にLDL(悪玉)コレステロールが増えるので

血液がドロドロになるばかりではなく、血栓
できやすくなり血流が妨げられるので
動脈硬化などにつながる恐れがあります。

血糖値

基準値:70~110mg/dl未満

血糖値は血液中にあるブドウ糖の濃度のことで
ブドウ糖は体や脳のエネルギー源として使用されます。

血糖値は血糖値を下げる「インスリン」と上げる「グルカゴン」という
ホルモンの働きによって調整されています。

血糖値が基準値より高いと血液中の赤血球や白血球、血小板などに
影響を及ぼすため 血液はかなりドロドロ状態になってしまいます。

尿素窒素・クレアチニン

基準値

尿素窒素:8~23mg/dl

クレアチニン
男性:1.04mg/dl以下
女性:0.79mg/dl以下

尿素窒素クレアチニンも体内でエネルギーとして利用された
タンパク質の残りカス(老廃物)です。

尿素窒素などの含有量が多いということは
腎臓の機能が低下している可能性が高く、

さらに老廃物が多いということは血液中の水分量が少ない
いうことですので、血液がドロドロの可能性が高いです。

このように一つの数値だけでなく、さまざまな数値を
考慮して血液がドロドロか判断されますが

それぞれの項目に関連性があるので、
病気にかかる人は数項目基準値より高い場合が多いです。

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血液ドロドロによる症状や病気について

では血液検査で血液がドロドロと診断された場合はどのような
症状や病気にかかる可能性があるのでしょうか?

血液ドロドロになると出やすい症状

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血液がドロドロになるということは流れにくくなること
なので流れやすくするために強い圧力をかける
必要があります。

その結果血圧が高くなるので高血圧の症状である
頭痛、頭重感、めまい、耳鳴り

そして重症になると
動悸、呼吸困難、胸痛、むくみや夜間尿、足の痛みやしびれ
などが出る場合もあります。

また血液がドロドロ状態は体全体に血液が行き渡らない、
つまり栄養素や酸素が十分に各細胞に届けることができない
ことを意味します。

そのため手足の冷え、体のだるさ、頭痛、めまい、
肩こりの症状が出たり、

栄養素や酸素が届かないのは肌や髪にも
影響が出るので、

肌荒れ(ニキビや吹き出物)や、むくみ、シミ、しわが増えたり、
抜け毛が増えたりします。

その他にも集中力や思考の低下を招く
恐れがあります。

血液がドロドロになるとかかりやすい病気

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血液がドロドロのまま放置していると
疑われるのが高血圧動脈硬化です。

先程も紹介したように粘度の高いドロドロの血液を
流すには強い圧力が必要なので当然血圧が上がります。

そして無理矢理血液を流すことで血管内壁が傷ついて
その修復による凝固や、

またコレステロールや中性脂肪などが凝固部分や
血管の内壁にへばりついて溜まってしまうと

血管が狭くなってさらに流れが悪くなったり
血管の弾力もどんどん失われて硬くなるので
動脈硬化になってしまいます。

そして動脈硬化が進んでしまうと
脳の動脈硬化による血流障害である脳卒中
かかる可能性が高くなります。

脳卒中

●半身がしびれる
●手足がマヒする
●ろれつが回らない
●意識が無くなる
●呼吸が乱れる

などの症状があり

分類すると

脳の血管の詰まりが原因の脳梗塞
脳の血管の破れが原因の脳出血
脳動脈瘤が破裂しての出血が原因のくも膜下出血

に分かれます。

これらの病気は命を落としてしまう場合もあります。

 

そして動脈硬化は脳だけに影響が出るのではありません。

●心臓は心筋梗狭心症
腹部や胸部は大動脈瘤
腎臓は腎硬化症
●下半身は閉塞性動脈硬化症

と体のあらゆる部分で動脈硬化による
病気が発生してしまいます。

病気で亡くなられる方のうちガンに次ぐ第2位
心臓病ですが、その多くが心筋梗塞
しかも年々増え続けています。

また心筋梗塞はお年寄りがかかる病気という
イメージがありますが

最近では30代でかかる方も増えている傾向にあり、

そして一番の問題は自覚症状がない場合が多いので
気づいた時には手遅れという場合があります。

これは心筋梗塞だけでなく、他の動脈硬化に関連する病気も一緒です。

そしてドロドロ血液が招く病気で忘れてはいけないのが糖尿病です。

先程血糖値が基準値より多くなると血液がドロドロになりやすいと
紹介しましたが、血糖の量が多すぎる状態が長く続くと
糖尿病にかかりやすくなってしまいます。

糖尿病インスリンの分泌が異常になり血液中の
ブドウ糖の量がコントロールできなくなる病気ですが

血液中のブドウ糖が増えると血がドロドロになって
粘度が増すだけでなく

中性脂肪血が増加したり、糖がタンパク質と結びついて
血管を傷つけるなどで血栓のリスクを高めてしまいます。

そうなると糖尿病だけでなく動脈硬化にかかりやすくなり、
そこから脳梗塞や心筋梗塞などの病気のリスクが上がってしまいます。

つまり血液がドロドロになることで当初は高血圧動脈硬化
糖尿病などのリスクが高まり、さらにドロドロ状態が続くと

心筋梗塞脳梗塞などの命にかかわる病気になるリスクが
高くなってしまいます。

まとめ

血液ドロドロといっても自覚症状がないですし
自分では調べようがないので、

なかなか関心がない人が多いですが
ドロドロ状態が続くと命にかかわる病気になる可能性があります。

一年に一回は健康診断を受けて検査の数値を
チェックしましょう。

そして下記では血液がドロドロになる原因を
書いていますので参考にしてくださいね。

血液ドロドロの主な原因はサラダ油!リノール酸やトランス脂肪酸の摂り過ぎに注意!

 

 

 

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