インフルエンザにタミフルなどの薬は必要?効果や予防、副作用や異常行動の問題について

肺炎①

インフルエンザはまれに夏にも流行することが
ありますが、例年は冬に大流行します。

その際に21世紀に入ってからは抗インフルエンザ剤として
タミフルなどが処方されるようになりました。

ですが以前副作用で問題になったように
タミフルに関してきちんと理解せずに

飲んでいる人が多いようです。

タミフルの効果や副作用などについて
しっかりと理解してから

飲むか飲まないか判断してください。

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タミフルとはどんな薬?

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タミフルは一般名「オセルタミビル」と呼ばれ
インフルエンザウイルスの中にある

ノイラミニダーゼ(NA)という物質の働きを
抑えることによって

ウイルスを感染した細胞の中に閉じ込めます。

つまり体内でこれ以上ウイルスを増やさない
ようにする薬でウイルスをやっつけたりは
できません。

ウイルスが増えないことにより、熱の出る期間が
1日程度短縮するという効果が期待できます。

これを聞くと「熱が出るのが1日短くなるだけ?」と
思うかもしれませんが、

本当にそれだけです。

ただ他の病気にかかっていて少しでも
熱が出ている期間を短くしたいという人や

会社員や受験生でも1日でも早く熱が下がって欲しい
という人もいるので

意味が無いというわけではありません。

タミフルの注意点や問題点は?

ただこのタミフルを飲む場合は注意点がいくつかあります。

まず第一にタミフルはインフルエンザを発症してから
48時間以内に投与しないと効果がないと言われています。

「インフルエンザにかかって2日間以内ならば
その前に病院に行くのは可能では?」と思うかも
しれませんが

インフルエンザにかかっているかどうかは
インフルエンザの検査を受けて陽性と判断されなければなりません。

問題はインフルエンザにかかったなと思ってすぐに
病院に行って検査を受けても陽性と出ない場合があります。

そのため検査を受けるのはインフルエンザに
かかってから12時間以上経ってからと言われています。

となると発症してから12時間から48時間までのこの36時間に以内に
診察と検査を受けてタミフルを投与してもらわないといけません。

第2に耐性の問題があります。

タミフルは薬の構造上、耐性という薬が効かなくなる
ウイルスを生みやすいと言われていて

実際に日本でもタイフル耐性のインフルエンザウイルスは
いくつか報告されています。

ということはタミフルを飲んでもインフルエンザに
効かないので飲んでも意味がないといことになります。

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タミフルの副作用と異常行動の関連性にについて

肺炎1

第3にタミフルの副作用の問題が挙げられます。

タミフルの副作用で頻度の高いのは
●腹痛(6.8%)
●下痢(5.5%)
●吐き気(3.9%)などですが、

まれに
●肝機能障害
●ショック症状
●肺炎
●急性腎不全などがあると言われています。

2007年6月の厚生労働省の発表では
2001年から2007年5月末までの副作用報告は累計で1377人

そのうち服用後の異常行動は211人
死亡は71人(異常行動による死亡8人、突然死43人)です。

新聞では2005年の5月に子どもが突然死する脳症の記事に
ついての記事がでました。

その記事では2003年にインフルエンザ流行時に大阪府内だけで
6人も死亡していることが厚労省の調査でわかっています。

従来の脳症と違いタミフルを服用後に睡眠中に死亡するなど
症状が出ないまま死亡するのが特徴でした。

2007年2月にはタミフルを服用した10代の少年が自宅マンションから
飛び降りる事件も起きて、

その後もタミフルを服用後に飛び出して車にひかれるなど
10代の痛ましい事件が相次いで報道されました。

異常行動を起こした事例を年代別でみると、
●10歳未満が28%
●10~19歳が53.1%
といったように19歳未満での事例が81.1%と大半を占めます。

そのうち10代の異常行動による死亡は5人で、それをうけて、

2007年3月20日以降、タミフルの使用が
原則的に10代には使用禁止」とされました。

ですが7月には厚労省の研究班によって
異常行動とタミフルの関連はみられなかった」との報告がされて

厚労省は「異常行動とタミフルは関連なし」と発表しています。
(この時点では一応10代のタミフルの投与は原則的に禁止のまま)

これはタミフルを飲まなくてもインフルエンザによって
異常行動が起ることも考えられるという結論からです。

ただ「3月に使用禁止されて7月に関連なし」とたった数ヶ月で
本当に関連がないと判明したのか?という疑問が残ります。

そして翌年2008年11月にタミフルの発売元の製薬会社から
タミフルの有効期限が5年から7年に延長されました。

これは5年のままだと一時期タミフルの危険性とともに
使用が控えられていたので、

大量に余った在庫を使うために有効期限を延長した
思われれても仕方ありません。

そして2009年9月海外で新型インフルエンザが発見され
日本でも大流行すると噂があったころ

タミフル発売のもとである製薬会社は新型インフルエンザの
大流行に備えてタミフルの供給量を前年の3倍
すると発表しました。

すると

●日本小児科学会が1~5歳児にタミフルなどの
抗インフルエンザ薬の投与を奨励

(1歳未満も医師の判断で使用可)

●日本感染症学会もインフルエンザの感染が
疑われた場合はタミフルなどをできる限り早期に投与

さらにタミフルを予防投与も推奨する発表をしています。

この新型インフルエンザは当初重症化のリスクが高い
ということで、

いつの間にかタミフルの使用のリスクがどこかに行っていまい
タミフルなどの抗インフルエンザ薬の投与が可能になり

10代の子どもにも投与が可能になっただけでなく
予防投与までするようになりました。

※タミフルの予防投与は

●65歳以上の高齢者
●慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者
●代謝性疾患患者(糖尿病等)
●腎機能障害患者

それ以外の方は、予防内服は勧められていません。
(必要ないと思いますが)

結局新型インフルエンザは重症化のリスクはなく
弱毒性のものだっのでタミフルは必要ありませんでした。

これでは新型インフルエンザ騒動ののどさくさに紛れて
タミフルの投与が復活したようなものです。

現在ではタミフルはインフルエンザの患者に
普通に処方されていますが、

ではあの異常行動はなんだったのでしょうか?


タミフルとインフルエンザ脳症

最近の厚労省の調査では

タミフル以外のインフルエンザ治療に用いられる薬を含めた
服用薬別の異常行動の報告件数を発表しています。(2014/2015年度の調査結果)

その調査では

タミフル:8件
イナビル:10件
リレンザ:2件
アセトアミノフェン:31件
という結果が出ています。

アセトアミノフェンとは、比較的安全と言われている解熱鎮痛薬です。

この結果から、厚生労働省は
「抗インフルエンザ薬の種類、使用の有無と
異常行動については、特定の関係に限られるものではない」
としています。

つまり、厚生労働省は現在も
「タミフルと異常行動に因果関係はない」と考えているようです。

ですが実際にインフルエンザの患者から
異常行動が発生しているのですから、全く関係ないと
は言えないはずですが

なぜ因果関係がないと言えるのでしょうか?

インフルエンザの異常行動についてよく言われるのが
インフルエンザ脳症です。

インフルエンザ脳症を起こしたあとでタミフルを飲んで
その後に異常行動を起こした場合に

どちらが原因かわからないと言っていますが、
これもおかしな話です。

インフルエンザ脳症は主に幼児から
10代の子供に見られる症状で

発熱後に突然震えや失神、意識障害などに
襲われ、それとともに臓器が機能不全に陥る
恐ろしい病気です。

最悪死に至る場合もあります。

ですがそのインフルエンザ脳症の原因は高熱を下げるために

市販のアスピリン(バファリンなどに含まれている)だけでなく
アスピリンより強力なジクロフェナク(商品名ボルタレン)や
メフェナム酸(商品名ポンタール)を子供が飲んだことと
ほぼ断定されています。

ほぼというのは厚労省が
「インフルエンザ脳症になった時にこれらの
解熱剤を利用すると重症化する恐れがある」と発表したからです。

「恐れがある」ではなく、重症化すると断定してしまうと
インフルエンザ脳症が国の責任になってしまいますから
断定するはずがありません。

それなのに世間では「インフルエンザにかかると
インフルエンザ脳症になる可能性があるのから
インフルエンザ予防摂取を受けましょう。」

という言葉を信じて強制ではなく任意なのですが
予防接種を受ける人が本当に多くいます。

ですが予防接種を受けてもインフルエンザにかかりますし
インフルエンザ脳症の予防にもなりません。

30年以上前はインフルエンザにかかっても薬は処方されず
家でおとなしく寝て水分を十分に摂り、栄養あるものを
食べるといった対症療法でした。

そのような治療でも当時はインフルエンザ脳症や異常行動なんて
聞いたことがありません。

それがなぜか20年程前からインフルエンザ脳症や
異常行動が注目されるようになりました。

20年前から急にインフルエンザ脳症という新しい病気が
発生するのでしょうか?

仮に発生したとしてもインフルエンザ脳症という病気は
日本だけ(または同じように鎮痛剤を使用していた台湾)の
ものです。

インフルエンザは世界で見られる病気なのに
インフルエンザ脳症は日本だけで、急に20年前から
発生したというのは医療に詳しくない素人でもおかしいと思うはずです。

やはり脳症や異常行動はアスピリンなどの解熱剤や
タミフルなどの抗インフルエンザ薬しか考えられません。

となると「異常行動はタミフルとは関係ない」のではなく

異常行動はタミフルなどの抗インフルエンザ薬か
解熱剤のどちらかが原因なので必ずしもタミフルとは限らない

というのが正解なのではないでしょうか?

特に異常行動は病弱な子供ではなく元気な子供に
見られると言われています。

本来インフルエンザはカゼの一種で高熱が出るのは
ウイルスの攻撃から体を守るためで

無理に解熱剤を使用して体温を下げると
体の防御機能が落ちてしまい逆に回復が遅れてしまいます。

そして抗体ができることによって、翌年以降の
インフルエンザにかかりにくい体になります

それを解熱剤や抗インフルエンザ薬を使用して
無理に熱を下げるというのは、脳に異常をきたす
可能性があります。

これを本来はインフルエンザ脳炎ではなく
ライ症候群が正式名称のはずです。

(ここからは私の妄想ですが)

本来はライ症候群なのにインフルエンザ脳症と
勝手に名前をつけてインフルエンザは恐ろしい病気とあおり
インフルエンザ予防接種を受けさせます。
予防接種が強制から任意になって受ける人が激減して
売上が落ちていたワクチンを作る製薬会社は

インフルエンザ脳症のおかげで再び予防接種を
受ける人が増えて大喜びします。

そして予防接種を受けてもインフルエンザウイルスは
変異をしやすいので、結局は感染してしまい

病院でタミフルを処方されるので
結局タミフルを製造する会社ももうかります。

製薬会社といえば天下り先の最たるものですので
政府関係者も大喜びです。

ではマスコミにタミフルは使用しない方が
良いと取り上げてもらえばと思うかもしれませんが

大手スポンサーの製薬会社の悪口を言う訳がありません。

ではお医者さんならば信用できると思うかもしれませんが
予防接種、インフルエンザの検査、タミフルの処方により
お金が稼げるので

本来は予防接種なんて意味ないし、タミフルの副作用を
考えるとあまり乗り気ではないが

病院経営のためならば仕方ないと思うかもしれません。

(はい。妄想終わりです)

 

もちろん既に病気(肺炎など)にかかっていてこれ以上
高熱が続くと死にいたる可能性があるという場合は

熱の出る期間が短縮されるタミフルを使用することで
助かる可能性もあるかもしれないので
絶対に使用するなとは言いません。

ただ普段元気な人が無理やり熱を下げるといった
治療はおすすめできません。

まとめ

●タミフルはウイルスをやっつけるのではなく
ウイルスの増加を抑える薬で高熱の期間を
短くする効果がある

●タミフルはインフルエンザ発症後48時間以内に
投与しないと効果がない

●最近ではタミフルが効かないインフルエンザウイルスも
発見されているので、必ずしも効果があるとは限らない

●副作用は軽い症状から脳がやられることによる
異常行動なども見られると言われている

●現在厚労省ではタミフルと異常行動の因果関係は
ないと主張している

●ただしインフルエンザ脳症は解熱鎮痛剤やタミフルなどの
抗インフルエンザ薬の使用による可能性が高い

このように見ると健康な人がインフルエンザにかかっても
1日程度発熱の期間が短くなり、しかも

タミフル耐性のインフルエンザウイルスもあるので
必ずしも効果があるとは限りません。

しかも副作用の可能性もあるというのであれば
タミフルを服用することにそれほどメリットがあるのでしょうか?

そしてタミフルを使用しているのは世界の中で
日本が70~80%を占めていると言われています。

なぜ効果がある薬を世界ではあまり使用しないのでしょうか?
なぜ日本だけインフルエンザ脳症が起きてしまうのでしょうか?

それでもお国(厚労省)がインフルエンザに推奨しているのだから
お医者さんにすすめられたら使ってしまうという人は
それでも構いません。

全く効果がないわけでなく、必ず副作用が出るわけでは
ないので、タミフルを使用して良くなる場合もあると思います。

この記事は参考程度に読んでいただければ幸いです。

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