マイコプラズマ肺炎が大流行!症状の特徴や潜伏期間、感染経路、大人は注意が必要な理由

 

肺炎③

11月になって「マイコプラズマ肺炎」の1週間当たりの
患者報告数が、

感染症法に基づく1999年の調査開始以来過去最高になりと
これから冬にかけて大流行の恐れがあります。

以前私も子どももかかったことがありましたが
特に大人である私の症状の方が重くて
大変でした。

このマイコプラズマ肺炎とはどんな病気なのか?
症状や対策、感染経路、そして大人の感染が
特に注意が必要な理由をお伝えします。

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マイコプラズマ肺炎とはどんな病気?

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肺炎は風邪をこじらせてかかる病気と思う人も
多いと思いますが、

実は肺炎3種類あり

肺炎を病原微生物に基いて分類すると
●「細菌性肺炎」:肺炎球菌などの細菌が原因
●「ウイルス性肺炎」:インフルエンザ、アデノウイルスなどの
ウイルスが原因
●「非定型肺炎」:マイコプラズマなどの微生物が原因

と分かれていて

マイコプラズマ肺炎は非定型肺炎の一種です。

※肺炎の種類の詳細については
肺炎の種類とそれぞれの原因と症状を知るこが予防・早期発見のカギ!
を参照してください。

つまりマイコプラズマはウイルスでも細菌でもなく
電子顕微鏡でも見つけにくい病原微生物です。

以前は4年に一度大流行を起こしていたので
オリンピック病」と言われていた時期もあったのですが

ここ最近は2011年、2012年と続けて流行したり
今年2016年も春から感染者が多く見られ

これから寒さがピークになる冬には
10年ぶりに大流行する恐れがあります。

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マイコプラズマ肺炎の初期症状や症状の特徴について

マイコプラズマ肺炎の初期症状
●38℃程度の発熱
●だるさ
●頭痛

などの症状があり、
熱が下がっても激しい咳(せき)が続きます。

最初は痰(たん)が絡まない激しい空咳が続いて
その後で痰が混じった咳になります。

症状の特徴としては夜になると症状が激しくなる
ことが多く、咳は3~4週間程度続き、

約4分の1の患者さんは肺と肋骨を隔てる
胸膜(きょうまく)に炎症が起こって
胸痛が見られる場合もあります。

その他にも声がかすれる(嗄声)、耳痛
咽頭痛消化器症状、などといった症状や、

ゼイゼイ・ヒューヒューといった呼吸音(喘鳴)が
認められることもあります。

マイコプラズマ肺炎は他の種類の肺炎と
比べると死亡するリスクは低いですが

中耳炎・無菌性髄膜炎・脳炎・肝炎・膵炎・
溶血性貧血・心筋炎・心膜炎・関節炎などの合併症を
併発する場合もあり注意が必要で
す。

 

マイコプラズマ肺炎の潜伏期間と感染経路について。せきでうつる?

感染してから発症するまでの潜伏期間は
通常2~3週間とされていますが

まれに1週間という場合や長いと4週間かかることもあります。

感染経路はせきやくしゃみなどによる飛沫感染
手などについた病原微生物が体内に入る接触感染
広がります。

マイコプラズマはインフルエンザに比べると
感染力は低く

長時間一緒にいる濃厚接触がないと
感染しにくいです。

そのため家族間での感染や学校、幼稚園、
職場などの集団生活の場で感染しやすく、
流行しやすい感染症です。

1年を通じてみられる感染症でもありますが、
インフルエンザやノロウイルスなどと同じように
冬にかけて増加する傾向にあります。

マイコプラズマ肺炎に感染しやすい年齢と大人は注意が必要な理由

ただマイコプラズマ肺炎の症状は大人と
子どもで違いがあります。

感染しやすいのは5~10歳前後がピークで集団感染に
気をつけなければなりませんが

子どもの場合は感染してもそれほど重症にならずに
回復することが多いです。

一方大人の場合でも子どもの親である20~40代にも
発症の山があり、子どもからの感染や

職場での集団感染するケースもありますが
大人の感染は特に注意が必要です。

大人は強い免疫反応で炎症が起こり、
肺炎が重症化したり、

先程紹介したように、まれではあるものの、
髄膜炎や脳炎、心膜炎などの重い合併症
起ることがあるので注意が必要です。

私の場合は最初に子どもがかかり最初はカゼだと
思っていたのですが

そのうちに私もカゼの症状が出てきて
4,5日しても咳が止まらないので病院で
検査してみたところ、

私も子どももマイコプラズマ肺炎と診断されました。

結局幼稚園で集団感染があり、それを
私がもらったようですが、

幼稚園でも最初はマイコプラズマ肺炎とは
わからず、カゼが流行っていると
思っていたようです。

マイコプラズマ肺炎の治療法や処方される薬は?

喘息④

マイコプラズマ肺炎に感染したと思って
病院に行っても初期の場合は

カゼと症状が似ているので、単なるカゼと
診断される場合が多いです。

血液検査で感染しているのかわかるのですが
抗体検査の結果が出るまで

1~2週間程度かかってしまいます。

また胸部X線画像も他の肺炎と紛らわしいので
確定診断が難しいと言われています。

最近ではマイコプラズマ抗原精密測定
短時間判定が可能になっているようですが

全ての病院にあるわけではありません。

ただ結果が出るまで数週間かかったり
カゼだと思って放置しておくと

その間に重症化(特に大人)してしまうと
大変ですので

●いつものカゼの時と症状違う
●咳がなかなか止まらない
●子どもの学校や幼稚園などでマイコプラズマ肺炎が
流行っている

などをお医者さんに報告するようにしましょう。

実際に早期に治療を開始するようにすすめる
お医者さんもも多いですし

私の場合も血液検査をして10日間程
結果がでるまでかかりましたが

いつものカゼと症状が違うなどを説明したところ
マイコプラズマ肺炎の疑いがあると
言われて、

早期治療をすすめてくれました。

マイコプラズマ肺炎の治療法は一般的に
マクロライド系や、ニューキノロン系
テトラサイクリン系の抗菌薬を使用します。

ただ最近はマクロライド系の抗菌薬に耐えられる
マイコプラズマ肺炎が確認されています。

テトラサイクリン系やニューキノロン系の抗菌薬の中には
それぞれ骨の発達(8歳以下)や関節への影響があるとされ、
子どもは副作用に注意が必要です。

テトラサイクリン系ではミノマイシン、ニューキノロン系では
トフスロキサシンなどが使用可能となっていますが

使用に関してはお医者さんに相談をして
副作用についてしっかり理解してから使用するようにしましょう。

症状が軽い場合は自然治癒も可能ですが
2~3ヶ月かかる場合もあります。

熱は下がっても咳が止まらなかったりと
なかなか完治するまでに時間がかかります。

また症状が軽くなっても感染力があるので
他の人にうつさないようにマスクをするように
しましょう。

まとめ

肺炎は日本では死因の第3位に入るほどの
病気ではありますが

マイコプラズマ肺炎は他の肺炎と違い
比較的症状が軽いです。

ただし合併症には気をつける必要があり
子どもよりも大人の方が重症化する場合が
多いです。

症状がカゼと似ているので放置されやすいですが
いつものカゼと症状が違うと感じたり

咳がなかなか止まらなかったり、
学校や会社でマイコプラズマ肺炎が
流行している場合は

できるだけ早く病院に行って診察してもらいましょう。

 

 

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