ノロウイルスとロタウイルスの特徴と違い!症状、潜伏期間、年齢、時期の差や予防接種について

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秋から冬にかけてウィルス性の胃腸炎が
流行りますね。

ノロウィルスや、ロタウィルスという言葉を
耳にしますが、

症状やかかりやすい年齢、潜伏期間、
かかりやすい時期など

はっきりと違いがわかる人は
少ないのではないでしょうか?

今回はノロウィルスとロタウィルスの特徴や
違いについてご紹介します。

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ノロウイルスとは?その特徴や症状などについて

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、
一年を通して発生していますが、
特に冬季に流行します。

ノロウイルスは手指や食品などを介して、
経口で感染し、ヒトの腸管で増殖します。

主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、
発熱は軽度です。(高くても38℃位)

通常、これら症状が1~2日続いた後、
治癒し、後遺症もありません。

また、感染しても発症しない場合や
軽い風邪のような症状の場合もあります。

健康な方は軽症で回復しますが、
子どもやお年寄りなどでは重症化したり、

吐いたものを誤って気道に詰まらせて
亡くなったというケースもあります。

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ロタウイルスとは?その特徴や症状などについて

「ロタ」とはラテン語で車輪という意味で、
電子顕微鏡で見ると車輪のような形をしています。

ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎は
乳幼児期(0~6歳ころ)にかかりやすい病気で

5歳までにほぼすべての子どもがロタウイルスに
感染するといわれています。

大人はロタウイルスの感染を何度も経験しているため、
ほとんどの場合、症状が出ません。

ですが乳幼児は、激しい症状が出ることが多く、
特に初めて感染したときに症状が強く出ます。

合併症として、けいれん、肝機能異常、
急性腎不全、脳症、心筋炎などが起こることがあり、
死に至る可能性もあります。

意識の低下やけいれん等の症状が見られたら、
速やかに近くの医療機関を受診しましょう。

主な症状は、水のような下痢、吐き気、
嘔吐(おうと)、発熱、腹痛です。

脱水症状がひどくなると点滴が必要となったり、
入院が必要になることがあります。

5歳までの急性胃腸炎の入院患者のうち、
40~50%前後はロタウイルスが原因です。

ロタウィルスでの下痢!白っぽいうんちは大丈夫?

通常、便の色は胆のうという臓器に貯蔵されている
胆汁によって色がつきます。

ロタウィルスの場合は下痢が激しすぎて、
胆汁の分泌が間に合わないので白っぽい便になると言われています 。

ノロウイルスのロタウイルスの共通点と違いについて

ノロウイルスとロタウイルス共通点

共通点はとにかく感染力が強いことです。

発症者においては便1gあたり多い場合で10億個以上
少なくても100万個程度のウイルスが排出されます。

そしておう吐物1gあたりのウイルスの数は
100万個程度の場合が多いと言われています。

たった1gの便やおう吐物でこれだけの
ウイルスがいるのですから

一回の便やおう吐には何百億~何千億ほど
ノロウイルスがいるわけですが

そのうちたった10~100個程度でかかって
しまうほど感染力が強いです。

その為便やおう吐物の処理を完璧にしないと
処理をしていた人が2次感染してしまう
可能性が高くなります。

消毒する場合はアルコールでは
効果がないので

からなず次亜塩素酸酸を使用する
ようにしましょう。

おすすめはバイバイ菌です。

便などを処理する場合やトイレや
玄関のドアノブなど

家族の人が触りやすい場所に
スプレーをしてください。

バイバイ菌 次亜塩素酸 スターター2点セット

感染経路ですが空気感染の可能性は
インフルエンザと
比べるとかなり低いです。

ですが患者のおう吐物が飛び散り、
その飛沫(ノロウイルスを含んだ
小さな水滴)が口から入る
飛沫感染(ひまつかんせん)や

患者のおう吐物の処理が不十分なため、
それらが乾燥してチリやほこりとなって
空中を舞い、それらと共に
ノロウイルスが口から入る
塵埃感染(じんあいかんせん)があります。

ノロウイルスやロタウイルスにかかった場合の
一番のポイントは

おう吐や下痢のピークを脱水にならずに乗り切ることです。

下痢便やおう吐物として排出される体液には
多くのナトリウムやカリウムとった電解質が
含まれています。

そのため水分補給をする際に、真水ではかえって
低ナトリウム血症や水中毒といった病気を招く可能性が
あり危険です。

そこでおすすめなのが電解質を含み、
さらに吸収するスピードを早めるために
適度なブドウ糖も配合されている「経口補水液」です。

※ポカリスエットなどでも大丈夫ですが
糖分が多いのであまりおすすめできません。

経口補水液は熱中症で脱水症状を防ぐ際にも
有効ですし、点滴と同じような成分です。

長期で保存できるので夏は熱中症対策、
冬はウイルス対策としてある程度
用意しておきましょう。

大塚製薬工場 経口補水液 オーエスワン 500mL丸PETx24本(ケース)

ノロウイルスとロタウイルス両方とも
おう吐は1、2日で症状が軽くなり

下痢は1週間程度続く場合もあります。

症状が良くなっても、そこから
1週間~2週間程度はウイルスが体内に
残っている可能性が高いので気をつけましょう。


ノロウイルスとロタウイルスの違い

 ノロウイルス    病名
ロタウイルス
通年だが特に冬が多い          時期   2月~4月
       
   全年齢 かかりやすい年齢乳幼児期(0~6歳頃)
   1~2日   潜伏期間   2~4日
吐き気・嘔吐・腹痛・下痢・38度程度の発熱か、熱はない
    症状高熱と激しい下痢。
おう吐の症状は比較的軽め。
   1~2日   発症期間   1~7日
 何度でも発病する   特徴 一度かかると発病しにくい

ノロウイルスは1年中かかりますが
とくに秋から冬にかけて流行ることが多く

例年12月、1月にピークが来る傾向があります。

一方ロタウイルスはノロウイルスから
少し遅れて流行し例年2月から4月位に
ピークがきます。

そしてノロウイルスは子どもから大人まで
かかりますが

ロタウイルスは生後半年から6歳までに
かかることが多いです。

特に保育園や幼稚園で集団感染になる
ことが多いです。

※大人はかからないというよりも
症状が出ないことが多いというほうが
正しいです

そしてノロウイルスとロタウイルスで
最も違うと思うのは予防接種についてです。

ノロウイルスには予防接種はありまんせんが

ロタウイルスはインフルエンザウイルスと
同じように予防接種があります。

ロタウイルスの予防接種は必要?

ロタウイルスの予防接種は任意になります。

かかった場合は治療薬もなく、
対症療法なので

仕事をしているお母さんは1週間程度
休まなくてはいけなくなるので

検討している方も多いと思います。

まず予防接種のメリットとデメリットを
理解しましょう。

ロタウイルスの予防接種のメリット

まずインフルエンザの予防接種などにも
当てはまることですが

ロタウイルスの予防接種を受けたからといって
必ずかからないというわけではありません。

ですがロタワクチンを接種すると、
入院が必要となるほどの重症になる確率を
約90%減らすことができると言われています。

実際にロタウイルスで重症になる可能性は
かなり低いと言われていますが

実際に予防接種でかかるのを防ぐことが
できたり、

症状が軽ければ看病する期間も短くて
済むので楽ですし、

仕事を休む期間も短くなるので
その点では予防接種を受ける
メリットがありますね。

ロタウイルスの予防接種のデメリット

赤ちゃんがする予防接種には
不活化ワクチンと呼ばれるヒブや
肺炎球菌などがあり

次の予防接種ができるのが1週間後と
短いのですが

ロタの場合は生ワクチンと呼ばれ、
基本摂取後4週間は間隔を
開ける必要があります。

ロタウイルスの予防接種を受けるために
他の予防接種が受けられなくなる場合があります。

同時摂取を受けられることもできるのですが
推奨していない病院もありますし

テレビなどで「同時摂取は危険!」という
情報を見ると

お母さん方の中にも同時摂取は心配という人が
多いと思います。

予防接種にはロタウイルスよりも危険な病気があるので
どうしてもそちらを優先にしようとすると
結局ロタの方はあきらめるという方もいます。

また、予防摂取には副作用がつきものです。

ロタの予防接種は飲むタイプですが
まれに赤ちゃんが吐いたりするといった
副作用があります。

※その他にも発熱、下痢などの副作用もあります。

そして気になるのは費用ですね。

ロタウイルスの予防接種は2、3回に分けて
摂取して、病院によって費用は違いますが

一般的にどちらも合計で2万5千円前後くらい
かかってしまいます。

任意なので保険が効かずどうしても
高くなってしまいます。

このように予防接種にはメリットや
デメリットがありますが

どちらが良いのかはそれぞれの
家族の状況が違いますので

しっかり考えてから結論を出しましょう。

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まとめ

ノロウイルスとロタウイルスの共通点は
感染力が強く、特効薬もないので
対症療法が一般的です。

違いは流行のピークが少しロタウイルスが
遅いのと子どもがかかりやすい病気です。

またロタウイルスは予防接種がありますが

他の予防接種とのスケジュールや副作用、
費用などを考慮して

それでもメリットの方が大きいかどうかを
判断してから受けるようにしましょう。



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