肝臓に良い数値を下げる食べ物やサプリは?肝臓病患者は鉄分摂取に注意

健康診断の血液検査で肝臓の数値が悪かった方は
まずは食生活の見直しが必要です。

当然今の食生活を続けていては
更に数値が悪化するので

肝臓に効果があり数値を下げる成分が
含まれている食べ物やサプリを積極的に摂る
必要があります。

肝臓に効果がある成分やそれを含む食べ物
サプリメントを紹介します。

関連記事:肝臓の数値の異常や高い場合の原因や疑われる病気について!

関連記事:脂肪肝とは?その症状と原因や改善方法を紹介!コーヒーが脂肪肝に効果あり

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肝臓の数値を下げる食べ物:ごま、ごま油

老化や病気の原因となる活性酸素の7割
肝臓で発生します。

若い間は活性酸素を攻撃する酵素がありますが
歳をとるにつれて減少するので

肝機能が低下して体内に老廃物がたまり
シミ、しわが増えたり、肥満になったり
病気になってしまいます。

この活性酸素を減らすには抗酸化成分が有効です。
その代表的なものと言えばビタミンC

ポリフェノールの一種であるカテキン
アントシアニンなど多くの種類があります。

ただほとんどの抗酸化成分は血液を通して
体中をめぐりますが、肝臓に届くまでに

筋肉や皮膚、骨など途中で消化や吸収されて
しまいます。

ですがゴマに含まれる抗酸化作用のセサミン
血管から肝臓に達して初めて抗酸化物質に
変化します。

肝臓の活性酵素を退治することができ、
老化防止や病気改善、予防に効果を発揮して
くれるのです。

※セサミンはゴマグリナンの一種です。
ゴマグリナンは食物繊維の仲間で
大豆などに含まれるイソフラボンと同じ
女性ホルモン(エストロゲン)と似た
働きをします。

肝臓の数値を下げるにはこのように
肝臓まで届く抗酸化成分のセサミンが
有効ですが、

セサミンにはその他にも
 二日酔い防止
 高血圧改善
 コレステロール値の改善
 脂肪燃焼を促進

などの働きもあるので

肝臓の数値が悪い方は大抵他の数値も
悪い方が多いので
ゴマを食べるのはとても効果的です。

関連記事:ゴマの栄養成分セサミンの効果効能がすごい!

ゴマを摂取する目安は大さじ1~2杯
(10g~20g)です。

ゴマはとても無味無臭なのでとても
食べやすく、どんなおかずやお菓子にも
合うので毎日食べるようにしましょう。

またゴマ油もおすすめです。

日本人が一番使用してるのが多いサラダ油
身体に害があるトランス脂肪酸

栄養成分も取り除かれている体に悪い油です。

当然肝臓にも悪いのでゴマ油に変えた方が
良いのですが、

ゴマ油であれば何でも良いわけではなく
高温処理されたものではサラダ油と
変わりありません。

必ず非加熱か低温圧搾(コールドプレス)の
ゴマ油を購入するようにしましょう。

肝臓の数値を下げる成分:タウリン

タウリンは栄養ドリンクのCMなどで
「タウリン~mg配合!」ということばを
聞いたことがあるかもしれませんが

アミノ酸の一種であり、心臓や脳、肺、筋肉、
目の網膜、そして肝臓などに多く含まれています。

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれているため
ある程度重症化して初めて肝臓が
悪化していたことがわかる場合が多いですが

肝臓の数値が悪かったり、調子が悪い時は
身体のダルさを感じることがあります。

タウリンを飲むことにより肝臓が

体内でもタウリンを生成していますが、
それだけでは必要な摂取量に届かないので
食べ物で摂って補います。

タウリンの1日の必要摂取量は500㎎
言われていますが、

もしタウリンを過剰摂取した場合でも
アミノ酸なので副作用はなく、

そのまま排せつされます。

ただお酒の飲み過ぎで肝臓が弱っていたり
食事が偏っている方は

タウリンの摂取量が少ない傾向があり
それが体調不良にもつながるので

積極的にタウリンを補給しましょう。

タウリンは肝臓を形作っている肝細胞が
弱まっていると、すぐに再生を促して

肝臓の機能を正常に戻してくれます。

タウリンはその他にも
 コレステロール値の改善
 二日酔い防止

といったセサミンと同じような効果もあります。

またタウリンには肝臓に溜まった中性脂肪を
体外に出す働きがあるので脂肪肝の改善
期待できます。

タウリンを多く含む食べ物は魚介類が多いです。

100g当たりのタウリンの含有量(mg)
 マダコ   900~1670mg
 サザエ   1500
 ホタテ   670~1000
 カキ    70~1180
 カツオ   160~830
 ミル貝   730
 ブリ    180~670
 スルメイカ 360
 アサリ   210~420
 アジ    230
 サンマ   180

このように100g食べるだけで
1日の必要摂取量を超える食べ物もありますが

やはり上記の魚介類を食べるのは
難しいのでその場合はサプメント
補うようにしましょう。

おすすめはタウリンが多く含まれているカキの
エキスがたっぷり詰まっている
「濃縮牡蠣エキス★海乳EX」です。

肝臓の数値を下げる成分:レシチン

レシチンはリン脂質の一種でリン酸と脂質が
結合してできています。

レシチンは細胞壁を形成したり脳や神経組織を
構成する成分で人間の体には欠かせないものです。

レシチンは水と脂を混ぜる乳化作用という
働きがあり、

水に溶けにくい脂溶性ビタミン(A,D,E,K)など
を包み込んで水に溶けるようにします。

このように水に溶けにくい栄養素もスムーズに
吸収する他に老廃物なども排出してくれます。

このレシチンの作用は脂質の代謝を活性化するので
肥満予防や脂肪肝、肝硬変の予防にも
期待されています。

その他のレシチンの効果として
 認知症の予防・改善(細胞の老化防止)
 学習能力の向上
 コレステロール値を下げる
 自律神経失調症、神経衰弱、不眠症の
予防・改善
 肌細胞を正常に保つ
シミやしわ、そばかすなどの予防
 各細胞への栄養補給
 新陳代謝を促す

などが期待されています。

またレシチンは多くの疾患の予防や治療に
有効と言われています。

レシチンの成分が効果がある疾病

動脈硬化、胆石、高血圧、心臓病、
糖尿病、貧血、腎臓病、不妊症、肥満、
妊娠中毒症、肝臓病

レシチンには大豆レシチン卵黄レシチン
2種類あります。

大豆レシチンは植物由来で血液や血管に関わる
疾患の改善や予防、ダイエット効果も
期待されています。

卵黄レシチンは動物由来で記憶力や集中力を高めて
脳や神経系の病気を防ぐ効果があります。

肝臓が悪い方は大豆レシチンを多く摂取した方が
良いですが、

卵黄レシチンも健康に大切な成分なので
バランス良く摂るようにしましょう。

成人のレシチンの摂取量は1日3,000~6,000㎎
理想ですが、

実際は摂取量が1,000g以下の人が多いようです。

レシチンは多くの食品に含まれていて

卵黄、大豆(納豆などの大豆加工品)、
穀類、ゴマ油、小魚、レバー、ウナギ
ピーナッツ、果物などに入っています。

 卵1個:197㎎
 大豆30g:600㎎
 納豆 1パック(50g):95mg
 ピーナッツ100㎎:1113㎎
 牛乳1カップ:30㎎
 みかん1個:50㎎
 りんご1個:30㎎

この中ではピーナッツに多く含まれていますが
レシチンを摂るために食べ過ぎると

脂質も多いのでやはり色々な食品を
バランスよく食べないといけません。

ただ毎日となると難しい人が多いと
思いますので、

大豆製品を多く食べることを意識しながら
サプリメントで補給することもおすすめします。

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肝臓の数値を下げる成分:オルニチン

オルニチンは遊離アミノ酸の一種で
血液に溶け込んだ状態で体内をめぐり

肝臓では有害物質のアンモニア解毒を担うなどの
働きがあり、

肝臓全体の本来の機能を保つと考えられます。

アルコールの摂り過ぎや食べ過ぎ、運動不足、
睡眠不足、ストレスなどは肝機能を低下させ
肝臓が疲労します。

そして肝臓は代謝や解毒などさまざまな機能を
担っているのでエネルギーを日々大量に生産し
消費していますが、

肝臓が疲労するとエネルギー代謝が鈍って
全身の疲労をまねきます。

そこで効果があるのがオルニチンで
肝臓の疲労だけでなく、全身の疲労の
回復に効果があります。

オルニチンの1日の摂取量の目安は
500~1000mgくらいと言われていますが、

肝臓の病気の方や疲れ気味の方は1000~1500mg
少し多めに摂るようにしましょう。

ただオルニチンは体内で蓄積できない
性質があるので何回かに分けて摂るようにしてください。

オルニチンが多く含まれる有名な食べ物は
シジミです。

100g当たり10~15m含まれています。

これはシジミ35個前後なので

シジミ汁にしても3杯程度の量ですし
毎日食べるのも難しいと思います。

その他には魚にも含まれていて
キハダマグロで100g当たり2~7㎎程です。
ヒラメにも含まれていて1~4mg程です。

乳製品ならばチーズがおすすめです。

チーズの種類にもよりますが
100gに1~8㎎程入っています。
※プロセスではなくナチュラルチーズです。

後はエノキダケにも含まれていて
100gに14㎎程入っています。

ただやはり現在の食生活ではオルニチンを
食べ物だけで必要摂取量を満たすのは

難しいようなので、
紹介した食べ物をあまり食べない、嫌いと言う方は
サプリメントをおすすめします。

肝臓に良い成分:クルクミン

クルクミンはポリフェノールの一種で
ウコンなどに含まれている黄色の色素成分です。

クルクミンは肝臓の解毒機能を強化する作用や
胆汁の分泌を促進する作用を持っていて

肝機能を向上させる効果が期待されています。

その他の効果として
 二日酔いの防止
 コレステロール値を下げる
 美肌効果(シミ・しわなどの予防・改善)
 脳機能を活性化させる

などが期待されています。

そしてクルクミンが含まれている食べ物は
やはりウコンになります。

クルクミンはウコンの主成分なので当然なのですが
ウコンの中でも特に秋ウコンに多く含まれています。

ウコンと言えばカレーに欠かせないスパイスで
カレーの黄色のもとになっているのがクルクミンです。

クルクミンは脂溶性の成分なので水に溶けにくく
そのまま摂取しても体内への吸収率はあまり高く
ありません。

そのため現在ではクルクミンを使用したウコンの
サプリメントやドリンクが多く発売されているので
そちらを購入して摂取することをおすすめします。

ゴマに含まれるセサミンやタウリン、
レシチン、オルニチン、クルクミンと
肝臓に良い成分と食べ物を紹介しましたが、

肝臓病を患っている人には注意しないと
いけない点があります。

肝臓病患者が摂取してはいけないのは鉄分です。

紹介してきた成分や食品は肝臓にとても
効果があるのは間違いないのですが、

脂肪肝、肝硬変、肝炎など肝臓の病気に
かかっている人は鉄分に注意をしないと
いけません。

日本人は一般的に鉄分が足らないと
言われていますが、なぜ問題なのでしょうか?

それは肝臓病の患者さんは健康な人に比べると
鉄が肝臓にたまりやすい「鉄過剰」と呼ばれる
状態になることがあります。

鉄はさびやすい物ですが、体内の鉄分が
肝臓の炎症を悪化させると言われています。

そのため肝臓の数値が悪いという程度で
あれば問題ないのですが

肝臓病にかかっている場合は
オルニチンが多く含まれているシジミや

レシチンが多いレバーには鉄分が多く
含まれていたり、

ウコンのサプリメントでも鉄分がたくさん
入っているものは避けるようにしましょう。

肝臓の病気の方で
サプリメントを使用する時は

医師に相談してからにしましょう。

まとめ

肝臓に良い成分は

ゴマやゴマ油に含まれるセサミン、
タウリン、レシチン、オルニチン、
クルクミンがあります。

ただし脂肪肝など肝臓病にかかっている人は

肝臓に良い成分が入っている食べ物でも
シジミ、レバーなど鉄分が入っているものは

かえって逆効果になるので注意しましょう。

またサプリメントも鉄分が入っていないものか
少ない物を飲むようにしてください。

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