突然の激しい頭痛で可能性のある病気は?症状や原因、治療法を紹介します

頭痛はたくさんの種類がありますが、危険なのは
突発的な激しい頭痛です。

どのような病気が考えられるのか?
それぞれ病気別の症状や原因、治療について
お伝えします。

慢性的な片頭痛や群発頭痛、緊張型頭痛に関してはこちら

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くも膜下出血

くも膜下出血の症状と特徴

突然の激しい頭痛で一番に疑われるのが
くも膜下出血です。

頭を強く殴られたような激しい頭痛が生じ
おう吐やけいれんを起こして意識が低下します。

重症の場合は呼吸困難に陥るのが典型的な
症状です。

出血量が少ない場合は頭痛や頭重、おう吐などの
軽い症状だけの場合もあります。

また頭痛ではなくひどい肩こりを感じたり
首の付け根からうなじのあたりにかけて痛みを
感じたりするケースもあります。

くも膜下出血の原因

脳のくも膜と軟膜の間のくも膜下腔に出血します。

脳血管の形態の異常が原因で脳動脈の一部が
コブのようにふくらみ、これが破裂して起こります。

これを脳動脈瘤性破裂(のうどうみゃくりゅうせいはれつ)
と言います。

次に脳動静脈奇形(のうどうじょうみゃくきけい)からの
出血、頭部外傷によるものがあります。

くも膜下出血は同じ家系内に起こることがあるので
親戚でくも膜下出血を起こした人は注意が必要です。

くも膜下出血の治療

軽症の場合は発症してすぐに治療を開始できれば
治療後の経過も良いことが多いので
気づいたらすぐに救急車を呼びましょう。

脳血管撮影で破裂した動脈瘤が見つかれば
脳の動脈瘤をクリップでつまむ手術、

またはコイルで動脈瘤を詰める血管内治療を
行います。

重症の場合は即死することもあり
死亡率も30~40%と脳卒中の中でもっとも
高い病気です。

脳出血

脳出血の症状と特徴

ふだんから血圧が高い人で前触れもなく
突然手足の動きが悪くなる、ろれつが回らない

口角が下がりよだれが出る、頭がガンガン痛む
めまい、おう吐を繰り返す、大きないびきをかいて
眠るという症状を示します。

脳出血の原因

高血圧を持つ人に多くみられるのは動脈硬化
もろくなった血管に高い圧力がかかり、

血管が膨れて微小動脈瘤をつくり、
それが破裂するためです。

脳の動脈や静脈の形態異常、血管の病気
血栓防止薬の常用で起こることもあれば

原因がはっきりしないこともあります。

脳出血の治療

脳出血の中でも多いのが運動や感覚をつかさどる
神経が通る部分から出血し、

片方の顔とか手足が麻痺(まひ)するような
出血です。

この場合、症状が中等度より軽ければ
内科的治療を行います。

手術をする場合は血腫まで細い針を入れて
血液を吸収します。(血腫吸引術)

重度の出血は手術をせず内科的治療を行いますが
助からない場合もあり、助かっても植物状態に
なることもあります。

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髄膜炎

髄膜炎の症状と特徴

感染によって脳と脊髄(せきずい)を包む髄膜に
炎症が起こります。

吐き気発熱、寒気、激しい頭痛などを訴え、
首の後ろがかたくなることが特徴です。

また手足がしびれて感覚が鈍り動かせなくなったり
意識がもうろうとし「ろれつが回らない」といった
症状の場合もあります。

治療する場合は髄液検査で原因を確かめ
原因に対する治療を速やかに行う必要があります。

慢性硬膜下出血

慢性硬膜下出血の症状と特徴

脳を包んでいる3層の膜で表面から
それぞれ硬膜、くも膜、軟膜といいます。

このうち硬膜とくも膜の間で出血し、血腫が
できるものです。

血腫が脳を圧迫するので頭痛や軽い麻痺などが
起こります。

ほうっておくと脳圧迫が進行し、脳ヘルニア
きたすこともあります。

1~2か月前に頭を強く打った記憶がある場合は
これといって問題がないような場合でも

おかしいと思ったら受診するようにしましょう。

慢性硬膜下出血の原因

原因は頭部外傷によるものが多いのですが
比較的程度の傷の場合は覚えていないことも
多くあり

原因不明の場合もあります。

一般に40~60歳代の大量飲酒家に多いと言われ
けがをしてから1日から数週間遅れて症状がでます。

慢性硬膜下出血の治療

頭に小さな穴を空け、血腫を吸引して洗い流します。
早く発見して治療すれば後遺症もほどなく治ります。

もやもや病

もやもや病の症状と原因

両側頸動脈が細くなったり詰まったりして
脳血管撮影でもやもやした血管網が生じている
病気です。

ウィリス動脈輪閉塞症とも言います。

20歳以前に発病する若年型
20歳以降に発症する成人型があります。

若年型脳虚血発作が多く。
突然の手足の脱力で発症し
言語障害や意識障害、けいれんが見られます。

成人型は脳虚血発作の他、脳内出血
脳室内出血も起こしやすく、激しい頭痛
おう吐、意識障害などで発症します。

もやもや病の治療

確実な治療法は今のところなく
バイパス手術の有効性が検討されています。

これにより脳梗塞、脳出血の発症を防止する
効果が期待されています。

けいれんなどの症状には抗けいれん薬
言語障害にはリハビリテーションなどの対症療法を
行います。

まとめ

突然の激しい頭痛の場合の病気を紹介しましたが
この中でまず疑われるのがくも膜下出血です。

最悪の場合は昏睡状態に陥り、そのまま
死に至る場合のある危険な病気です。

今までに経験したことのない激しい痛みを感じた時は
脳神経外科での一刻も早い処置が必要です。

その他の病気の場合も片頭痛などとは明らかに
違う痛みなので早めに行院に行くようにしましょう。

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