
緑茶は健康に良いということで注目されていますが、
今年から「機能性表示食品」の販売がスタートしたことにより
緑茶の品種別によって、様々な効果を表示できるようになりました。
それでは緑茶の品種別にどのような効果があるのか
紹介します。
関連:緑茶の驚くべき効果効能と栄養成分!1日何杯まで飲んで良い?
目次
緑茶の成分カテキンの効果
緑茶言えばポリフェノールの一種で渋み成分の
カテキンが有名ですが
どのような効果があるのかご存知ですか?
カテキンの効果
口臭の予防
ダイエット効果(脂肪燃焼作用)
運動する前に緑茶を飲むと効果的
体質改善の効果
腸内フローラが整えられる
免疫力アップ(ウイルス撃退効果)
抗酸化作用
老化防止・生活習慣病の予防
記憶力の向上
などが期待されています。
また1日に5~6杯分の緑茶に相当する
カテキンを摂取すると排便が好調になり、
しかも便の腐敗臭も軽減することが
報告されています。(体質改善の効果)
高機能品種茶の効果
今は緑茶の品種によって高い効果が期待できる
高機能品種茶が注目されています。
コレステロールが気になる方は「碁石茶」
碁石茶は生産量が少なく幻のお茶と言われている
高知県名産のお茶です。
碁石茶はとても酸っぱいのですが、
これは乳酸菌とバクテリアにより発酵しているからです。
最近の研究で乳酸菌とカテキンが両方あることで
血液中の悪玉コレステロールを減らす結果が出ていて
効果が期待されています。
花粉症などのアレルギー症状には「べにふうき」
べにふうきは鹿児島県産のお茶で
メチル化カテキンが多く含まれていますが
この成分がアレルギー症状を和らげる為
花粉症などの緩和に効果があると言われています。
ポイントは
カテキンを多く抽出するために熱湯で淹(い)れる
ことです。
ストレスでよく眠れない場合は「さえみどり」
さえみどりも鹿児島県で生産が多い緑茶ですが
リラックス効果の高いテアニンが豊富です。
ポイントは
60℃位のぬるめのお湯で淹れることです。
これでぐっすり眠れますよ。
菌やウイルスに対して強くなるにはゆたかみどり
カテキンの中でもエピガロカテキンが豊富で
体の免疫力や抵抗力を高める効果があるので
菌やウイルスに対して強い体になり、
インフルエンザワクチンを助ける効果があると
言われています。
脳の認知機能を改善が期待されている「そうふう」
そうふうにはタマネギに入っている機能性成分の
ケルセチンが特に多く含まれている品種です。
そうふうを飲むことによって脳の認知機能を改善と
生活習慣病の予防などが期待されています。
お風呂に入れるとニキビ予防があるお茶
これは飲むのではなく、お風呂に入れます。
出がらしのお茶を市販されている茶葉を入れるパック
に入れます。
これを3~4袋お風呂に入れるだけです。
カテキンの殺菌効果がニキビの原因である
アクネ菌などに効果を発揮します。
こちらのお茶は高級なお茶ではなく
カテキンを多く含む煎茶、
中でも番茶(安いお茶)がおすすめです。
夏の強い日差しに当たるほどカテキンは増加しますが
カテキンが多いとお茶が渋くなって値段が
安くなってしまいます。
そして先程も紹介しましたが
出がらしのお茶を利用するのがポイントです。
買いたてのお茶を利用するとカフェインが多く
肌には刺激が強すぎます。
そしてお風呂に入れる時の濃さは通常飲むくらいの
濃さが目安です。
まとめ
このように緑茶には様々な効果が期待できますが
品種別に飲むことによってさらなる効果が期待できますので
悩んでいることに内容別に緑茶を飲み分けてみてください。
ただ緑茶はカフェインが多く含まれていて
少量であれば問題ないのですが、
摂り過ぎるとよくありません。
特に妊婦さんはお腹の赤ちゃんにも影響がでるので
その場合はノンカフェインの麦茶や
ルイボスティーをおすすめします。