長ネギの殺菌効果とは。気になる栄養と効果を長ネギの歴史とともにご紹介。

長ネギといえば、寒い冬に身体を温めてくれる、冬の野菜の代表ともいえますね。
薬味など生のままで食べると、臭いが気になると敬遠しがちな女性も多いかもしれませんが、実は嬉しい効能がたくさんあるんですよ!

ここでは、食べ方のポイントなどをご紹介し、ネギの効能を最大限にいかし、日頃の生活に取り入れていただければと思います。

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長ネギとは

ネギは“葱(き)”と一文字で表していたことから「一文字(ひともじ)」という別名もあるそうです。
「ひともじぐさ」と呼ばれることもありますが、こちらは「一文字に由来しているという説」と、「枝分かれした形が「人」の字に似ているからとする説」があるようです。
ネギと呼ばれるようになったのは、“葱(き)”の根を食べることが名前の由来となったとされています
ちなみに、韮(ニラ)は二文字なので二文字(ふたもじ)」と呼んていたのだとか。
ネギの歴史は、奈良時代以前にさかのぼり、その頃にはすでに栽培が行われていた最も古い野菜の一つともいわれています。
平安時代には、殺菌・解毒作用などの働きを持つ薬効食材として重宝されていことなどが分かっています。
時代の流れとともに、東日本では長ネギの白い部分を好み、西日本では葉ネギの青い部分を好む食文化が根付いてきました。
ネギの白い部分は、土を被せて陽の光を遮断することで白くなるため、長ネギも葉ネギも栽培方法が違うだけで同じものです。
ですが、青い部分と白い部分とでは、栄養価が違ってきます

では、詳しい栄養成分をみていきましょう。

長ネギに含まれる栄養成分

ネギに含まれる主な栄養成分
  • ビタミンC
  • ビタミンK
  • カルシウム
  • カリウム
  • βカロチン
  • 葉酸
  • アリシン(硫化アリル)

ほとんどの栄養成分の含有量が圧倒的に多いのは、ねぎの青い部分になります。

逆に白い部分に多く含まれているのは、アリシン(硫化アリル)という成分です。
ネギ特有の臭いは、この成分のためで玉ネギやニンニクにも同じ成分が含まれています。
アリシンは、ビタミンB1の吸収や働きを高め、疲労を回復させる効能や、消化液の分泌を良くして、食品の消化、吸収を高める効能があるといわれています。
また、血液をサラサラにして、血行を良くし体を温める働きもあります。
非常に強力な抗菌作用や抗酸化作用があるともいわれており、病気への抵抗力を高める働きや 血栓を予防する働きも期待できます。
発がん抑制作用、コレステロール値の減少なども報告されています。

ただし刺激が強い成分ですので、生で過剰摂取すると胃粘膜が荒れる原因にもなります。

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長ネギの効能

疲労回復

長ネギに含まれているアリシン(硫化アリル)は、ビタミンB1の吸収を促進させるだけでなく、ビタミンB1の持続時間を長くする働きもあるといわれています。
ビタミンB1は、ブドウ糖のエネルギー変換や疲労物質の代謝を促進する働きがあるため、アリシンの作用によりビタミンB1が効率よく働くことで肉体疲労の回復に効果が期待できます。

またアリシンは、胃の消化液の分泌を活発にしてくれるため、夏バテや疲労などで食欲が無い時や消化機能が低下している時には積極的に取り入れたいものです。

ストレス・不眠の緩和

アリシンには、神経系の興奮を鎮める働き(鎮静作用)があるといわれています。
刻んだネギを枕元に置くことで寝付きを良くするという民間療法は、揮発性の高いアリシンの性質を利用したものでしょう。
また、ビタミンB1の吸収・持続性をサポートする働きがあるアリシンの作用により、脳の中枢神経を正常に保つ働きもあるといわれているビタミンB1の不足を防ぐ効果も期待できます。
加えて長ネギには、神経伝達物質の生成や分泌に関わるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルも含まれているため、相乗効果によりリラックス効果・ストレス緩和効果などが期待できます。
寝付きが良くないという方は、夕食のメニューにネギを取り入れてみてはいかがでしょう。

冷え性改善・風邪予防

ネギに含まれるアリシンは、抗酸化作用による血液をサラサラにする効果のほか、毛細血管を広げて血流を改善する作用もあると言われています。
この2つの働きから血行促進につながり冷えの解消に役立ってくれます。
冷え以外にも血行不良によって起こる頭痛や肩こり・生理痛などの緩和にも効果が期待できます。

加えてアリシンには強い殺菌作用がありますので、体を温める働きと合わせて風邪予防としても効果が期待できるでしょう。

食べ方

ネギに含まれるアリシンは、水に浸したり加熱することによって減少してしまいます。
また、揮発性も高いため、カットして放置しておくのもおすすめできません。

刻んだ状態で冷蔵庫や冷凍庫で保存すると便利ですが、栄養を効率良く摂取するためには、出来る限り食べる直前に刻んだほうが良いでしょう。

加熱時間もなるべく短くすることで、アリシンの減少を最小限にすることができます。
炒め物やお鍋に入れる際も、ネギは最後に入れさっと火を通すようにしましょう。

アリシンには、ビタミンB1の吸収や働きを高める作用があるため、ビタミンB1を豊富に含む豚肉などとあわせたレシピがおすすめですね。

まとめ

ネギは、薬味など少し脇役のイメージがある野菜ですが、嬉しい効能が沢山ある食材です。
調理の仕方などに少し気を配り、長ネギの秘めたパワーを余すところなく取り入れたいものですね。
近年、スーパーフードと呼ばれる食材が注目されがちですが、昔から食されてきた食材のパワーを今一度見直してみるのも大切なことかもしれません。

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