「味噌は医者いらず」は本当?!驚くべき効果と効能をご紹介。最も効果を得られる調理方法とは。

お味噌といえば、日本人の私達にとってとても身近な食材ですね。
毎日いただくお味噌汁もごく当たり前のことのようですが、実は私達の健康を保つ上でとても大きな役割を果たしているのです。

味噌についての研究が進むにつれ、いろいろな効能が発見されおり、昔から「医者いらず」と言われてきた裏付けがなされてきています。
また近年、菌活ブームがおこっていますが、私たち日本人の腸内にいる善玉菌は、ヨーグルトやキムチなどよりも、日本で古くからある味噌などの発酵食品の方が相性がいいと言われています。

私たちは今一度、日本人の歴史とともに歩んできた味噌の秘めたるパワーを再認識する必要がありそうですね。
では、味噌の栄養価や効能などをについて詳しくみていきましょう。

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味噌に含まれる栄養成分

味噌は大豆と麹・塩を原料とし発酵させる段階で、通常の大豆には無い酵母や乳酸菌などを含む多くの栄養素が生み出されています。
命を維持するために不可欠な必須アミノ酸8種類がすべて含まれ、そのほかに、ビタミン(B1・B2・B6・B12・E・K・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ピオチン)、無機質(ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム、リン・鉄・亜鉛・銅・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデン)、イソフラボン、サポニン、食物繊維、リノール酸、食物繊維など含まれる栄養成分は多岐にわたります。

大豆たんぱく質

大豆を味噌にする過程で、大豆たんぱく質は酵素によって分解されます。
これにより、大豆そのままよりも吸収しやすい状態でタンパク質を摂ることができます。

大豆イソフラボン

大豆イソフラボンには、女性ホルモンに似た働きがあるといわれています。
ホルモンバランスを整えることで更年期症状の緩和、骨粗しょう症の予防
つながります。

大豆レシチン

大豆レシチンは、細胞を若々しく保つ働きがあるといわれています。
また、コレステロールの吸収を抑制し、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞などの予防にも
役立つと考えられています。

サポニン

サポニンは脂質の酸化を抑えたり、脂質の代謝を促したりします。
また、血流を改善し余分なコレステロールを排出させ、高血圧や動脈硬化などの
生活習慣病予防に効果があると考えられています。

リノール酸

リノール酸は血中コレステロールの上昇を抑えてくれます。
また、味噌に含まれるリノール酸は発酵の過程で分解され、遊離リノール酸になります。
遊離リノール酸は、シミの元になるメラニン合成を抑制するといわれ、シミ予防や
美白効果が期待
できます。

水溶性食物繊維

大豆に含まれる食物繊維は水溶性のため、腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えたり、
食後の血糖値の急上昇を抑えたりしてくれます。

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期待できる嬉しい効能

味噌には多くの効能が報告されています。

放射線対策

大量の放射線にさらされると遺伝子に傷がつき、ガンを発症する危険性が高くなることはよく知られていますね。
実は、私達は日頃から微量の放射線を浴びて暮らしています。
味噌を摂取することで放射線を体外に排出することができるとの研究結果が報告されています。

老化を防ぐ

過酸化脂質と呼ばれる物質が体内で増えると老化が促進されるといわれています。
味噌に含まれるビタミンEやイソフラボンの抗酸化作用により、老化原因の物質を取り除くことで老化を防ぐことが出来ると期待されています。
また、味噌に含まれるサポニンや味噌の褐色の色素には、酸化を抑える働きがあるため、相乗効果により老化対策が期待できます。

ダイエット効果

味噌にはコリンという成分が含まれ、コリンには肝機能を高める働きがあり、肝臓に脂肪が蓄積されるのを防いでくれます。
また、大豆に含まれるタンパク質のひとつであるβコングリシニンには、血中の中性脂肪を低下させる働きがあるともいわれています。
また大豆に含まれるサポニンは腸の中で活躍し、腸の働きを整え、脂肪の吸収を抑えるとともに脂肪の燃焼効率を高めてくれる働きがあります。

コレステロールを抑制

大豆にはサポニンが含まれています。
このサポニンは、コレステロールの上昇を抑制する効果があるとされ、味噌に加工されても変わらず同じ効果が期待できるといわれています。
また、不飽和酸であるリノール酸と大豆レシチンにも、血中コレステロールの上昇を抑える効果があり、相乗効果が期待できます。

余分なコレステロールは、動脈硬化などの血管の病気が促進され、脳梗塞、心筋梗塞、血栓症などの原因となることが知られています。

美白効果

味噌に含まれるリノール酸には、しみ・そばかすの原因であるメラニンの生成を抑制する働きがあるといわれています。
昔から味噌を作る人の手は白く、すべすべしているといわれてきました。
毎日お味噌汁をいただくことで、内側からスキンケアができるのです。

胃がんのリスクを下げる

1981年に、お味噌汁を飲む頻度が高い人ほど胃がんによる死亡率が低いとの報告がされました。
男性の場合でみると、みそ汁を「毎日飲んでいる人」と「まったく飲んでいない人」とでは、「まったく飲んでいない人」のほうが、胃がんによる死亡率が48%も高くなっていたとの結果でした。
これは驚くべき数値ですね。

乳がん発生率の低下

「みそ汁の摂取が多いほど乳がんになりにくい」という調査結果が2003年に発表されました。
1日3杯以上飲む人では飲まない人に比べ、乳がん発生率が40%も減少している結果がでています。

糖尿病の予防

みその熟成過程で生成されるメラノイジンという成分があります。
この成分には、糖分の消化吸収速度を遅くし、食後の血糖値の上昇を抑える働きがあるといわれています。
また、メラノイジンは、たんぱく質の消化酵素であるトリプシンを阻害する働きがあることも知られており、これによって膵臓機能を促進し、血糖値を下げるインスリンの分泌を盛んにすることが考えられます。

二日酔い改善

みそに含まれるコリンには、アルコールを早く体外に出そうとする働きがあるため、飲み過ぎた翌朝にお味噌汁をいただくことで、二日酔いの改善が期待できます。

掃除に味噌汁

歯についたタバコのヤニを溶かす作用があるといわれています。
江戸時代には、キセルの掃除に味噌汁が使われていたという話があるそうです。

胃潰瘍の予防

味噌には胃の粘膜を守る働きがあるといわれています。
お味噌汁を毎日、または時々のんでいる人は、全く飲まない人に比べて胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの胃の病気が少ないという報告がされています。
特に60歳を超える年代では、特に胃の病気になりにくいという顕著な結果がでています。

脳の新陳代謝の促進

タンパク質とビタミンB群を含む食品を摂ると脳の新陳代謝が進み思考回路の活発化につながるといわれています。
味噌は、一度に両方の栄養素を摂れるうえ、味噌のタンパク質は吸収しやすい特性も持ち合わせているため、とても高い効果が期待できます。
また、脳内での神経伝達の促進に欠かせないのがコリンとアセチルコリンという成分で、このコリンが味噌中のレシチンに豊富に含まれているため、味噌は健脳食とも呼ばれています。

食べ方


やはり、お味噌汁が一番手軽で効能を取り入れるのに適した調理方法といえるでしょう。
調理の際のポイントとしては、味噌は50度以上に加熱をすると栄養素が壊れてしまうため、味噌を溶く際は一度温度を下げてから(5分程度放置する)にすると良いでしょう。
また、塩分を気にされる方は、具材にカリウムを多く含む緑黄色野莱や海藻、イモ類を組み合わせると良いでしょう。
カリウムはナトリウムを体外へ排出する働きがあります。

プチポイント
少量のお味噌汁を作るのは、逆に手間になる。。。という方には、味噌玉がおすすめです。
お味噌やお出汁の粉末、具材などを混ぜて、一杯分の分量ずつラップにくるめば出来上がりです。
お椀に味噌玉と野菜などを追加してお湯を注げば、あっという間にお味噌汁が完成します。

私は味噌玉を沢山作って冷凍しています。
お弁当の片隅に入れておくと保冷剤の役目を果たしてくれ、食べる頃には解凍されているのでちょうどよいです。

作る際のポイントとしては、解凍される際に水が出る可能性があるので、具材は乾燥してるものをひとつでも入れることです。
具材が水分をすってくれるので、お弁当箱の中で液だれ防止になります。

鰹節や乾燥わかめ、あおさなど、また、しいたけや油揚げもレンジで乾燥させて使うと良いですよ。
また、キャベツの外側の硬い葉の部分やネギの青い部分も刻んで具材に使えば、お野菜を無駄なく使えますね。

まとめ

  • 味噌は発酵させる段階で、通常の大豆には無い酵母や乳酸菌などを多く含んだ栄養素が生み出されています。
  • 味噌には老化防止、ダイエットや美白効果、胃がん・乳がんの低下、糖尿病の予防など様々な効果・効能が報告されています。
  • 味噌は、味噌汁でいただくことが簡単で効能を取り入れるのに適した調理方法と言えます。

いかがでしたか?

今、味噌は海外からも注目されているスーパーフードです。
日本人のDNAに受け継がれてきたスーパーフードを、この機会に積極的に取り入れてみてはいかがでしょう。

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