
たんぽぽ茶が、妊婦さんに良い飲み物だといわれていることは多くの方がご存知かと思います。
実は妊活中の人にも良い効果が出る飲み物だと注目されるようになっています。
どのような効果があるのか、飲み方の方法は?成分や効能を知って上手に取り入れていきましょう。
目次
たんぽぽ茶とは
「たんぽぽ茶」「たんぽぽコーヒー」どちらも同じものです。
たんぽぽの葉と茎と根からできているノンカフェインの飲み物です。
メーカーにより呼び方も異なりますが、葉と根を乾燥させたものを「たんぽぽ茶」。
乾燥して焙煎したものを「たんぽぽコーヒー」と言っているところもあるようです。
成分と効能
たんぽぽ茶にはたくさんの栄養素が含まれています。
ビタミンB2
皮膚や爪の健康、脂質や糖質の代謝を高める
ビタミンC
メラニン色素の生成を防ぐ、コラーゲンの生成、免疫力を高める
カルシウム
骨や歯を丈夫にする、筋肉の働きの改善、精神を安定
鉄分
血を補う、体の機能を高める
コリン
悪玉コレステロール抑制、高血圧予防、改善
ルテイン
抗酸化作用
タンポポT-1
ホルモンバランス正常、卵巣子宮の異常を改善
他にもたくさんの成分が含まれています。
妊活に良い理由
妊娠しやすい体作りに良い成分がたくさん入っているたんぽぽ茶。
カルシウムやビタミンCにより精神が安定してストレスからくるホルモンバランスの乱れを整えます。
たんぽぽの根の部分には体を温める作用があるので、続けて飲むことで冷え性の改善に効果的です。
また1番は「タンポポT-1」という成分です。
これはたんぽぽの葉の部分に多く含まれています。
この成分は女性の脳下垂体や視床下部に働きかけることで、女性ホルモンの分泌を促して卵子の成長をサポートしてくれる働きがあります。
この働きによって、生理の周期が安定し、基礎体温も高低がはっきり二層のグラフになり、排卵後に、子宮内膜を厚くして着床しやすい状態にしてくれます。
また女性だけでなく、男性が飲むと精子を熟成、活性化する成分があるのでとても効果的だといわれています。
選ぶポイント
原材料を確認する
農薬、添加物のないものを選びましょう。
妊活の場合は、葉の部分が多く入っているのがおすすめです。
続けやすい価格
効果を期待するには、最低でも3ヶ月は続けましょう。
継続できるような価格のものをおすすめします。
飲み方
1日に2~3杯飲む
飲むタイミングはいつでも構いません。
食事中、仕事中、家事の合間でも時間のあるときに飲みましょう。
温めて飲むこと
体を温める効果があるたんぽぽ茶は温めて飲むことでリラックス効果もあります。
注意点
- 低血圧のかたは、血流を改善して高血圧を予防する効果がありますので飲みすぎに注意しましょう。
- 利尿効果があるので外出や長時間の用事がある場合はさけましょう。
- 飲みすぎてしまうと、お腹がゆるくなることがあります様子をみながら飲んでいきましょう。
- キク科類にアレルギーがある方は避けたほうがよいでしょう
まとめ
たんぽぽ茶とは
たんぽぽの葉、茎、根を乾燥させたノンカフェインの、飲み物です。
成分と効能
たくさんの栄養成分が含まれていて主にビタミンB2、C、カルシウム、鉄分ほか。
なかでも妊活に有効な「タンポポT-1」が含まれています。
妊活に良い理由
冷え性を改善したり、精神安定させる効果があり妊娠しやすい体作りに効果的な成分が多くはいっています。
女性だけでは無く、男性にも精子の状態を安定させる効果があるといわれています。
選ぶポイント
効果を期待するには、持続することが大切です。
続けやすい価格のものを選びましょう。
飲み方
1日に2~3杯を目安に温めて飲むとより効果的です。
注意点
最初は少量から様子を見ながら始めましょう。
キク科にアレルギーのある方は医師に相談をしましょう。
たんぽぽ茶は女性にとてもよい飲み物です。
妊活中から妊娠~出産後までそれぞれに効果があります。
たんぽぽ茶もいろいろ出ています。
かならず原材料を確認して、自分にあったタイプのものを、短くても3カ月は継続することをおすすめします。